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ベトナムのカケラたち 2024年1月

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ベトナムのニュースや日常の出来事、様々なカケラからこの国を俯瞰し且つ細部にもフォーカスしながら立体的にべトナムの今を全体像を掴められるよう努めた。「百間は一見にしかず」ではあるが… もっと読む
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#中国

「常識」を打ち砕く。

■在ベトナム日系企業の事業拡大。 ・最近のNEWS(2024年1月29日付)、「2024年、在ベトナム日系企業57%事業拡大を希望も小売、金融、情報通信、教育等業界は6割以上が人材不足に直面」。 ・日本貿易振興機構(JETRO)発表の上述データは『2023年度の日系企業による海外投資状況に関する調査』に基づく。 ・アジア太平洋地域の全市場を対象とした場合の投資/事業活動を拡大する計画では「日本企業の割合はインド、バングラデシュ、ラオス、ベトナムと続く」。 ■チャイナプラス、

私の欲目。

◾️アジア人気観光地。 ・最近のベトナムNEWS(2024年1月27日付)、「テト(旧正月)の『人気アジア観光地』としてベトナムがアジア太平洋地域トップ5に選出」された。 ・トップ5にはベトナムのほか、日本、タイ、マレーシア、インドネシアがランクイン。 ・一方、「国別でみると韓国が中国やシンガポール、日本を抑えて首位」となる見通し。 ・旅行予約サイト『アゴダ(agoda)』データ、「テトの訪越(ベトナムに訪れる)外国人観光客は韓国人が最多」という結果だ。 ◾️魅力溢れるベト

ベトナム人の器用さ。

■日本産水産物の加工先。 ・最近のNEWS(2024年1月24日付)、「中国禁輸でベトナムホタテ加工は食品衛生管理国際基準(HACCP)取得企業多く期待大も販路等が課題」。 ・「ベトナムは豊富で魅力的な人件費、労働力や日本産水産物の加工実績がある事等が理由だが、販路開拓や加工能力の規模確保といった実現に向けたハードルもある」。 ・「22年日本の水産物輸出総額3,873億円のうち中国向けは871億円で最大、うちホタテは489億円と6割近くを占めた。禁輸措置で大規模市場への販路が

ヒューマンな煩わしさや心地良さ。

■ティックトックショップ絶好調。 ・最近のNEWS(2024年1月18日付)、「ベトナムのECサイト上位5社売上高、2023年1.4兆円(前年比+53.4%増)、2024年1.86兆円見込む」。 ・Metric社発表データより、「2023年ECサイト上位5社の売上高は直近3年で最高の伸び率を記録した。 ・上位5社は、『ショッピー(Shopee)』、『ティックトックショップ(TikTok Shop)』、『ラザダ(Lazada)』、『ティキ(Tiki)』、『センドー(Sendo)

近隣国比、ベトナムの渋滞。

■ベトナムの完成車輸入台数大幅減。 ・最近のベトナムNEWS(2024年1月15日付)、「ベトナム税務総局データより、2023年ベトナムへの完成車輸入台数11.9万台(前年比▲31.5%減)、輸入額4100億円(前年比▲26.3%)大幅減」。 ・過去、ベトナムへの完成車輸入台数は以下の通りとなっている「2022年17万3740台、2021年16万0035台、2020年10万5000台、2019年13万9427台、2018年8万1609台、2017年9万4000台」。 ■世

ベトナム成長の波に乗る。

■ベトナム経済の躍進。 ・最近のベトナムNEWS(2024年1月3日付)、「若い人口が多い利点を活かし、ベトナム経済2038年迄に世界トップ25入りの可能性あり」。 ・英経済経営研究所は、「ASEAN諸国の中でシンガポール、タイ、マレーシア等を経済的に上回る可能性がある」、また更に「2045年までに高所得国になる」ことも予想する。 ■インフレ率は低水準に保たれる。 ・同研究所分析より、「ベトナム経済は強力な成長を続け、インフレは低水準に保たれる見込みである」。 ・具体的には