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ベトナムのカケラたち 2024年1月

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ベトナムのニュースや日常の出来事、様々なカケラからこの国を俯瞰し且つ細部にもフォーカスしながら立体的にべトナムの今を全体像を掴められるよう努めた。「百間は一見にしかず」ではあるが…
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#ニュース

南シナ海を越えグラス響かす。

■ビール会社の売上低下。 ・最近のNEWS(2024年1月31日付)、「経済不況、飲酒運転規制等で購買力低下し『ハベコ社(Habeco社)』23年売上470億円(22年比8%減)と15年間で最低水準」。 ・「最近の連結財務報告、Habeco社2023年第4四半期の売上高136億円(前年同期比9%減少)、税引き前利益5.4億円(前年同期比7%減少)も所得税のコスト減少で税引き後利益23%増加した」。 ■飲酒運転の厳しい規制が影響。 ・同業他社も同様に『ハノイ・ハイズオンビール

異国でテトに想いを馳せる。

■各国開催テトのお祝い。 ・最近のNEWS(2024年1月30日付)、「海外在住ベトナム人は米国135万人、日本40万人、ドイツ20万人、各国で催されるテト(旧正月)のお祝い」。数値は古いデータ含む。 ・ちなみにベトナムにいる日本人の数は凡そ2万人と言われているので、世界中で暮らし働くベトナム人の数に驚かされる。 ■スロバキアはベトナム出身居住者を14番目の少数民族と認定。 ・米国ジョージア州アトランタ市の香港スーパーマーケットでは「菓子かご、砂糖漬けの果物、ランタン、赤い

「常識」を打ち砕く。

■在ベトナム日系企業の事業拡大。 ・最近のNEWS(2024年1月29日付)、「2024年、在ベトナム日系企業57%事業拡大を希望も小売、金融、情報通信、教育等業界は6割以上が人材不足に直面」。 ・日本貿易振興機構(JETRO)発表の上述データは『2023年度の日系企業による海外投資状況に関する調査』に基づく。 ・アジア太平洋地域の全市場を対象とした場合の投資/事業活動を拡大する計画では「日本企業の割合はインド、バングラデシュ、ラオス、ベトナムと続く」。 ■チャイナプラス、

私の欲目。

◾️アジア人気観光地。 ・最近のベトナムNEWS(2024年1月27日付)、「テト(旧正月)の『人気アジア観光地』としてベトナムがアジア太平洋地域トップ5に選出」された。 ・トップ5にはベトナムのほか、日本、タイ、マレーシア、インドネシアがランクイン。 ・一方、「国別でみると韓国が中国やシンガポール、日本を抑えて首位」となる見通し。 ・旅行予約サイト『アゴダ(agoda)』データ、「テトの訪越(ベトナムに訪れる)外国人観光客は韓国人が最多」という結果だ。 ◾️魅力溢れるベト

ベトナム『Book Street』。

◾️『Book Street』。 ・最近のベトナムNEWS(2024年1月25日付)、「ホーチミン市1区の書店専門街『Book Street(本屋通り)』、2023年売上高3.6億円(前年比+15%増)となり認知度が定着しはじめる」。 ・また、2023年は本屋通りにて多くのイベント(275件)が開催され、そのうち109件が書籍を紹介するイベントとなり書籍の販売数は75万8000冊となった。 ◾️本を楽しむ人々。 ・『本屋通り』で開催される他のイベントでは、文化/芸術交流、展

思う存分ベトナムで生きる。

■ホーチミン市の経済成長。 ・最近のNEWS(2024年1月24日付)、「2024年ホーチミン市経済成長目標は8%、国営、民間、外資企業夫々は65%以上が明るい見通しを示す」。 ・この目標は「消費が促進され、輸出市場が開拓され、世界経済が回復すれば充分に達成可能な目標」とされる。 ■マクロ経済報告書。 ・上述は『ホーチミン市経済大学』と『ホーチミン市統計局』が発表した『マクロ経済報告書(2023年実績と2024年予測)』に掲載された内容で、「2023年のホーチミン市の域内総

感覚の違いは人間を鍛える。

■ベトナムのメッセージアプリ最大手『Zalo』。 ・最近のNEWS(2024年1月24日付)、「ベトナムのメッセージアプリ最大手『ザロ(Zalo)』は、軟調相場の影響で米国IPOの申請取止め延期を決定した」。 ・地場総合インターネットメディア運営会社VNGコーポレーション(VNG)は「ベトナムZalo(VNZ)の持ち株会社で、ケイマン諸島に拠点を置くVNGリミテッドは昨年8月末、米国証券取引委員会(SEC)にIPOの申請書類を提出していが申請から1か月後に軟調相場の影響でIP

ベトナム人の器用さ。

■日本産水産物の加工先。 ・最近のNEWS(2024年1月24日付)、「中国禁輸でベトナムホタテ加工は食品衛生管理国際基準(HACCP)取得企業多く期待大も販路等が課題」。 ・「ベトナムは豊富で魅力的な人件費、労働力や日本産水産物の加工実績がある事等が理由だが、販路開拓や加工能力の規模確保といった実現に向けたハードルもある」。 ・「22年日本の水産物輸出総額3,873億円のうち中国向けは871億円で最大、うちホタテは489億円と6割近くを占めた。禁輸措置で大規模市場への販路が

タンソンニャットで心に決めた事。

■テト、国際空港は混雑が予想される。 ・最近のNEWS(2024年1月22日付)、「2024年テト(旧正月)期間中、ホーチミンのタンソンニャット国際空港は混雑が予想され、着陸と離陸便数増やし対応」。 ・ベトナム航空局は対応策として「特に日中の6時〜23時55分までの着陸と離陸のスロットを1時間あたり44から46、夜間の0時〜5時55分までを40から42に増やす」事を決定。 ・また、「国内線のターミナルAの発着便数を1時間あたり15便、ターミナルBを13便に設定し、国内線の着陸

ケータイがなかった時代。

■コンピューターウイルス。 ・最近のNEWS(2024年1月22日付)、「『ベトナムのコンピュータウイルス被害額』、23年1040億円、22年1180億円、21年過去最悪1240億円」。 ・上述の通りベトナムでは23年のコンピュータウイルス被害額は減少したが、ランサムウェア感染(PCの特定機能を無効化し操作不能にする等)数は増加し、AI悪用で標的型攻撃が複雑化している。 ・Bkav社(ウイルスセキュリティ国内大手)より『ネットセキュリティに関する報告書』には、「同年にベトナム

春はもうすぐそこまで。

◾️テト直前のベトナム。 ・今年のベトナム/テト(旧正月)は2月8日〜2月13日となる。 ・テトは日本のお正月の様なもので、ベトナムは現在、師走/年末直前となり街は一気にテトモードに突入する。 ◾️幸せな景色。 ・週末、主要都市の早朝の公園では若者は友だちとお喋りを楽しみ、飲み物や軽食をピクニックの様に楽しむ。 ・また、写真映えするスポットではベトナム女性たちは民族衣装/アオザイを纏いお気に入りの一枚を目指し、懸命に記念撮影に励む。 ◾️春の訪れと共に流れる名曲たち。 ・

AIを操るのは人類でいい。

■各国の『AI準備度指標』。 ・最近のNEWS(2024年1月18日付)、「『23年各国AI準備度指標』、193ヵ国中ベトナム59位、日本9位、シンガポール2位、米国首位」。 ・本調査はオックスフォード・インサイツと国際開発リサーチセンターが協力し、「AIが影響を強めている世界を各国政府がどの程度受け入れる準備ができているかを評価し、ガバナンス、インフラ、テクノロジー3つの柱を主軸に計39の指標をもとに評価」している。 ■米国首位。 ・ベトナムはASEAN域内での順位をひと

ヒューマンな煩わしさや心地良さ。

■ティックトックショップ絶好調。 ・最近のNEWS(2024年1月18日付)、「ベトナムのECサイト上位5社売上高、2023年1.4兆円(前年比+53.4%増)、2024年1.86兆円見込む」。 ・Metric社発表データより、「2023年ECサイト上位5社の売上高は直近3年で最高の伸び率を記録した。 ・上位5社は、『ショッピー(Shopee)』、『ティックトックショップ(TikTok Shop)』、『ラザダ(Lazada)』、『ティキ(Tiki)』、『センドー(Sendo)

まだまだ続くユニクロ人気。

■ベトナムにはユニクロ23店舗あり。 ・最近のNEWS(2024年1月17日付)、「ユニクロベトナム社は23号店目(ホーチミン10号店)『ユニクロ・ギガモール(Gigamall)店舗/売場面積1400平米』近日オープン予定」。 ・同社はホーチミン市直轄トゥードゥック市にあるショッピングセンター『Gigamall』はベトナムで23号店目となる。 ・現在の店舗数はハノイ市10店舗、ホーチミン市9店舗、東南部地方ビンズオン省2店舗、北部紅河デルタ地方ハイフォン市1店舗の計22店舗。