マガジンのカバー画像

ベトナムのカケラたち 2024年2月

29
ベトナムのニュースや日常の出来事、様々なカケラからこの国を俯瞰し且つ細部にもフォーカスしながら立体的にべトナムの今を全体像を掴められるよう努めた。「百間は一見にしかず」ではあるが…
運営しているクリエイター

#前向き

心をニュートラルにすれば。

■ベトナム電子ウォレット市場。 ・最近のニュース(2024年2月28日付)、「ベトナム電子ウォレット市場は毎年2桁の成長率、23年末時点3600万口座、24年末迄5000万口座を見込む」。 ・ベトナムの電子ウォレット市場は非常に活発で主要ブランドの大半が資金を投資してユーザーの獲得競争を行う。 ・「2018年から2023年にかけて電子ウォレットを通じた取引数と価値が毎年2桁の成長率を記録し、年間成長率はそれぞれ80.4%と83.5%に達している」。 ■スマホの成長率に起因。

フラッシュアイデア感満載。

■税未納EC個人事業主へは出国禁止措置を適用。 ・最近のニュース(2024年2月28日付)、「ベトナム税務総局は税未納EC個人事業主(年間売上61万円以上は付加価値税/VAT及び個人所得税/PITを要納付)へ出国禁止措置を適用する方針を明らかにした」。 ・「現行規定ではオンライン販売による年間売上高が61万円を超えた場合、個人事業主はVATとPITを納付する必要があるが、個人事業主の取引やキャッシュフローの把握等の管理が徹底されず税損失が発生している」のが現状のようだ。  

注文はセットかランダムに。

■自動車保有率の増加速度世界一。 ・最近のニュース(2024年2月26日付)、「中国、インドを上回る、『VN自動車保有率の増加速度世界一』で1000人中55人が保有」。 ・ベトナムは中流階級の人口拡大で自動車保有率の増加速度が世界一となり、2015~2020年の自動車販売台数は毎年+17%ペースで増加しこの成長幅は中国とインドの+14%、+10%を上回る水準となった。 ・ちなみに「ベトナムの中流階級は2030年までに2320万人増で東南アジア3番目の伸び幅」と予測される。

男性にも花束を。

■離職率3%未満。 ・最近のニュース(2024年2月21日付)、「ホーチミン市労働・傷病兵・社会局調査、テト(旧正月)明け後労働者(特に縫製、革靴、電子部品、金融・保険分野)の離職率3%未満」。 ・企業側は労働者の定着を図る取り組みを続け、労働者側は工場での長期的に安定した仕事を望んでいるため、離職率が減少している。 ■人々は「安定」を求める。 ・昔ベトナムで長く暮らす日本人、ベトナム人からも「ベトナム人はテト明け会社に戻って来ずそのまま退職するケースが多い」そんな話を良く

凡事徹底。

◾️久しぶりの再会。 ・最近の話題(2024年2月25日付)、「テト(旧正月)休みが明け、ようやく通常、日常に戻りつつあるベトナム」。 ・私は一週間前からスポーツを再会し始めたが、今週末殆どのベトナム人は約一ヶ月振りのスポーツであり、皆と久しぶりの再会を楽しんだ。 ◾️皆カラダが肥えていた。 ・テト休みは何時も以上に飲んで食事して寝る事を繰り返す為、テト前と比べると皆少しカラダが肥え、私を含めてパフォーマンスも通常に比べると本調子ではなかった。 ・試合後「まっテト明けだった

ベトナム南部の玄関口。

■旅客数過去最高。 ・最近のニュース(2024年2月20日付)、「ベトナム/ホーチミン『タンソンニャット空港』はテト(旧正月)Uターンラッシュで旅客数過去最高を記録」。 ・同空港では「2月16日(金)から18日(日)にかけて1日当たりの旅客数が約15万〜15万4000人に達し、テト期間中の旅客輸送数の新記録を3日連続で更新」。 ・特に18日には978便が発着して空港旅客数は15万4000人でピークを迎えた。 ■テト期間前後、タンソンニャット空港大混雑。 ・このうち484便/

きっと天国はこんな場所。

■世界有数のホテル。 ・最近の話題(2024年2月21日付)、「ベトナムのホテル/ハノイ『Sofitel Legend Metropole』及び『Four Seasons Resort The Nam Hai』が『24年世界有数ホテル』に選出」。 ・「アメリカで開催された『スター・アワード』権威ある5つ星ホテルの格付けシステムを世界で初めて導入したトラベルガイドであり、1958年の創設以来、旅行業界で最も総合的な評価を行う『Forbes Travel Guide』は、2024

孤独の世界。

■民主主義指数。 ・最近の話題(2024年2月21日付)、「『民主主義指数』167ヵ国中ベトナム136位(独裁政治体制)、日本16位(完全な民主主義)」。 ・上述は「英国の経済専門誌『The Economist』の調査部門/エコノミスト・インテリジェンス・ユニットが発表した『民主主義指数(Democracy Index)』2023年版のデータ」となる。 ・『民主主義指数』は各国の政治の民主主義のレベルを「選挙プロセスと多元主義」「政府の機能」「政治参加」「政治文化」「市民の自

錯覚を楽しむ。

■Apple Maps in Vietnam. ・最近のニュース(2024年2月20日付)、「米Apple社は2~10月末迄、撮影車両(韓国/現代SUV20台)でベトナム地図情報を収集開始」。 ・同社は「地図アプリ『Apple Maps』掲載の画像収集のため車両車種『ツーソン』は2月16日に南部からスタートし、3月5日から北中部、その後3月8日から北部のホン川(紅河)デルタと、順次全国を巡回し終了は10月末頃」を予定している。   ■最新技術でベトナム全土を撮る。 ・「画像収

新年の幸運と健康を願う。

■富の神様の日。 ・最近の話題(2024年2月19日付)、「旧暦1月10日(西暦2024年2月19日)は『富の神様の日』、幸運と健康を願い宝飾店は人々で溢れる」。 ・以前私の『note(2023年8月24日付)』でも投稿したが、多くのベトナム人は『富の神様の日』にゴールド(金)を宝飾店等で購入する文化がり、毎年恒例の習慣となる。 ■金を求める人々。 ・ベトナム人は「新しい一年が幸運と健康で満たされるように」と願い、金を求めて宝飾店へ殺到し、神様へのお供えを用意する。 ・細部

悠々たるベトナム時間。

◾️テト(旧正月)休み。 ・最近の話題(2024年2月18日付)、「公式テト(旧正月)休みは約一週間だが、いまだベトナム全土はテトモード」。 ・今年のテト(旧正月)、公式発表されたテト休みは2024年2月8日〜2月14日の一週間だった。 ・以前私の投稿でテト休みは「2月8日〜2月13日迄」と記述したがそれは私の会社の休みであり、公式のテト休みは上述の日程となっていた事、ここで補足、お詫びさせてください。 ◾️テトモードは約一ヶ月続く。 ・余談、テト開けの仕事始めは2月15日

現在南部はドライシーズン。

■ベトナム南部は猛暑。 ・最近のニュース(2024年2月16日付)、「ベトナム南部2月13日〜18日頃迄猛暑、一部地域で最高気温36.5度、空気は乾燥し湿度31〜50%と低い」。 ・ベトナム南部が暑さに見舞われており、『南部地域水文気象観測所』は「暑さは18日まで続く見込みで、健康管理に注意するよう呼びかけている」。 ■湿度は31〜50%。 ・「13日以降南部ビンロン省を中心に暑さが拡大しており、最高気温はビンロン省で35.2度、南部ドンナイ省ビエンホアでは36.5度」。

「安全安心が最優先」願う。

■ポストタンソンニャット国際空港。 ・最近のニュース(2024年2月15日付)、「ポストタンソンニャットの新国際空港/『ロンタイン国際空港』、チン首相は2026年6月迄の完成を指示した」。 ・ベトナムのチン首相は「ロンタン国際空港の建設プロジェクトの進捗を加速させ、質の保証及び環境と安全管理の強化を要求し2026年半ば迄に完成させるよう指示」した。 ■テト休みも建設現場は稼働する。 ・同プロジェクトはテト(旧正月)期間中も含め「3200人以上の労働者と1300台の機械を動員

ベトナム人のルーツ。

■新設外資企業が増加。 ・最近のニュース(2024年2月15日付)、「2023年1月ベトナムでの新設外資企業290件(前年同月比+80%増)うちHCM市最多112件」。 ・ちなみに、12月の新設外資企業273件(前年同月比+25%増)となる。 ・上述の数値をもう少し細かく見てみる。計画投資局のデータより、「2024年1月ベトナム全国で新規設立された外資企業および支店、営業所、駐在員事務所の数は前月比+6.23%増、前年同月比+80.12%増の290件で、うち会社が271件、営