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ベトナムのカケラたち 2024年2月

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ベトナムのニュースや日常の出来事、様々なカケラからこの国を俯瞰し且つ細部にもフォーカスしながら立体的にべトナムの今を全体像を掴められるよう努めた。「百間は一見にしかず」ではあるが… もっと読む
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#仕事のコツ

心をニュートラルにすれば。

■ベトナム電子ウォレット市場。 ・最近のニュース(2024年2月28日付)、「ベトナム電子ウォレット市場は毎年2桁の成長率、23年末時点3600万口座、24年末迄5000万口座を見込む」。 ・ベトナムの電子ウォレット市場は非常に活発で主要ブランドの大半が資金を投資してユーザーの獲得競争を行う。 ・「2018年から2023年にかけて電子ウォレットを通じた取引数と価値が毎年2桁の成長率を記録し、年間成長率はそれぞれ80.4%と83.5%に達している」。 ■スマホの成長率に起因。

孤独の世界。

■民主主義指数。 ・最近の話題(2024年2月21日付)、「『民主主義指数』167ヵ国中ベトナム136位(独裁政治体制)、日本16位(完全な民主主義)」。 ・上述は「英国の経済専門誌『The Economist』の調査部門/エコノミスト・インテリジェンス・ユニットが発表した『民主主義指数(Democracy Index)』2023年版のデータ」となる。 ・『民主主義指数』は各国の政治の民主主義のレベルを「選挙プロセスと多元主義」「政府の機能」「政治参加」「政治文化」「市民の自

悠々たるベトナム時間。

◾️テト(旧正月)休み。 ・最近の話題(2024年2月18日付)、「公式テト(旧正月)休みは約一週間だが、いまだベトナム全土はテトモード」。 ・今年のテト(旧正月)、公式発表されたテト休みは2024年2月8日〜2月14日の一週間だった。 ・以前私の投稿でテト休みは「2月8日〜2月13日迄」と記述したがそれは私の会社の休みであり、公式のテト休みは上述の日程となっていた事、ここで補足、お詫びさせてください。 ◾️テトモードは約一ヶ月続く。 ・余談、テト開けの仕事始めは2月15日

グローバル化で大切な事。

■日本市場の魅力は如何に。 ・最近のNEWS(2024年2月2日付)、「ベトナムでは賃金が上昇し、IT分野は日本の平均給与に迫る勢い。日本語を操るベトナム人技術者は現地でも年250万~300万円稼ぐため年収が400万円前後の日本の魅力は薄れている」。 ・「時に躓いても成長するアジア、政治も経済も停滞する日本。この構図が続く中、日本は働く場としての魅力を失い始める。働き手にそっぽ向かれる国・企業は危うい。選ばれる努力が必要だ」とも言われる。 ◾️人材は韓国、台湾を求め始める。

騙してまで何かを得る意味。

■世界腐敗認識指数。 ・最近のNEWS(2024年2月1日付)、「『23年世界腐敗認識指数』、180ヵ国中ベトナムは77位(22年)から83位に後退、日本18位から16位に上昇、デンマーク首位」。 ・上述のデータは世界各国の汚職を監視している非政府組織(NGO)の『トランスペアレンシー・インターナショナル(Transparency International)』が発表する2023年版で、「その国や政府がどれ程汚れているか腐っているか汚職が蔓延っているか」と言った指標ともいえる