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ベトナムのカケラたち 2024年2月

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ベトナムのニュースや日常の出来事、様々なカケラからこの国を俯瞰し且つ細部にもフォーカスしながら立体的にべトナムの今を全体像を掴められるよう努めた。「百間は一見にしかず」ではあるが…
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フラッシュアイデア感満載。

■税未納EC個人事業主へは出国禁止措置を適用。 ・最近のニュース(2024年2月28日付)、「ベトナム税務総局は税未納EC個人事業主(年間売上61万円以上は付加価値税/VAT及び個人所得税/PITを要納付)へ出国禁止措置を適用する方針を明らかにした」。 ・「現行規定ではオンライン販売による年間売上高が61万円を超えた場合、個人事業主はVATとPITを納付する必要があるが、個人事業主の取引やキャッシュフローの把握等の管理が徹底されず税損失が発生している」のが現状のようだ。

孤独の世界。

■民主主義指数。 ・最近の話題(2024年2月21日付)、「『民主主義指数』167ヵ国中ベトナム136位(独裁政治体制)、日本16位(完全な民主主義)」。 ・上述は「英国の経済専門誌『The Economist』の調査部門/エコノミスト・インテリジェンス・ユニットが発表した『民主主義指数(Democracy Index)』2023年版のデータ」となる。 ・『民主主義指数』は各国の政治の民主主義のレベルを「選挙プロセスと多元主義」「政府の機能」「政治参加」「政治文化」「市民の自

枕から漂う東南アジアの香。

■カポック。 ・最近のニュース(2024年2月14日付)、「島南アジア自生の落葉高木(カポック/Kapok)は持続可能な天然繊維、実から50年間に亘り棉が取れ、ユニチカは今年秋冬物から本格的に導入する」。 ・大手繊維メーカー/ユニチカの子会社とアパレル企画会社が手掛けアパレルへ展開していく。 ■力強い生命力。 ・カポック植物は東南アジア、ベトナムにも自生し高さは最大60m~70mで「水・肥料ほぼ不要」と非常に強力な活力がある。 ・季節になると果物は割れ純白の綿糸が見え始める

この国を動かす潤滑油。

■ホリデイクリックオフ症候群。 ・最近のNEWS(2024年2月2日付)、「テト直前は買物、忘年会、準備等で連休間近は興奮し落着かず仕事が儘ならぬ『ホリデイクリックオフ症候群』が急増」。※この症候群を調べてみたが端的に述べられた情報が見つからない。私は本報道の内容からこの症候群は『燃え尽きる症候群』と捉える。 ・ベトナムでは「この症候群に関する研究結果は存在しないが症候群自体は世界的に広がっている」。 ・あるアメリカの調査データより「アメリカ、イギリス、ドイツの企業で働く会社