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ベトナムのカケラたち 2024年2月

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ベトナムのニュースや日常の出来事、様々なカケラからこの国を俯瞰し且つ細部にもフォーカスしながら立体的にべトナムの今を全体像を掴められるよう努めた。「百間は一見にしかず」ではあるが…
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#ニュース

心をニュートラルにすれば。

■ベトナム電子ウォレット市場。 ・最近のニュース(2024年2月28日付)、「ベトナム電子ウォレット市場は毎年2桁の成長率、23年末時点3600万口座、24年末迄5000万口座を見込む」。 ・ベトナムの電子ウォレット市場は非常に活発で主要ブランドの大半が資金を投資してユーザーの獲得競争を行う。 ・「2018年から2023年にかけて電子ウォレットを通じた取引数と価値が毎年2桁の成長率を記録し、年間成長率はそれぞれ80.4%と83.5%に達している」。 ■スマホの成長率に起因。

注文はセットかランダムに。

■自動車保有率の増加速度世界一。 ・最近のニュース(2024年2月26日付)、「中国、インドを上回る、『VN自動車保有率の増加速度世界一』で1000人中55人が保有」。 ・ベトナムは中流階級の人口拡大で自動車保有率の増加速度が世界一となり、2015~2020年の自動車販売台数は毎年+17%ペースで増加しこの成長幅は中国とインドの+14%、+10%を上回る水準となった。 ・ちなみに「ベトナムの中流階級は2030年までに2320万人増で東南アジア3番目の伸び幅」と予測される。

凡事徹底。

◾️久しぶりの再会。 ・最近の話題(2024年2月25日付)、「テト(旧正月)休みが明け、ようやく通常、日常に戻りつつあるベトナム」。 ・私は一週間前からスポーツを再会し始めたが、今週末殆どのベトナム人は約一ヶ月振りのスポーツであり、皆と久しぶりの再会を楽しんだ。 ◾️皆カラダが肥えていた。 ・テト休みは何時も以上に飲んで食事して寝る事を繰り返す為、テト前と比べると皆少しカラダが肥え、私を含めてパフォーマンスも通常に比べると本調子ではなかった。 ・試合後「まっテト明けだった

ベトナム南部の玄関口。

■旅客数過去最高。 ・最近のニュース(2024年2月20日付)、「ベトナム/ホーチミン『タンソンニャット空港』はテト(旧正月)Uターンラッシュで旅客数過去最高を記録」。 ・同空港では「2月16日(金)から18日(日)にかけて1日当たりの旅客数が約15万〜15万4000人に達し、テト期間中の旅客輸送数の新記録を3日連続で更新」。 ・特に18日には978便が発着して空港旅客数は15万4000人でピークを迎えた。 ■テト期間前後、タンソンニャット空港大混雑。 ・このうち484便/

きっと天国はこんな場所。

■世界有数のホテル。 ・最近の話題(2024年2月21日付)、「ベトナムのホテル/ハノイ『Sofitel Legend Metropole』及び『Four Seasons Resort The Nam Hai』が『24年世界有数ホテル』に選出」。 ・「アメリカで開催された『スター・アワード』権威ある5つ星ホテルの格付けシステムを世界で初めて導入したトラベルガイドであり、1958年の創設以来、旅行業界で最も総合的な評価を行う『Forbes Travel Guide』は、2024

孤独の世界。

■民主主義指数。 ・最近の話題(2024年2月21日付)、「『民主主義指数』167ヵ国中ベトナム136位(独裁政治体制)、日本16位(完全な民主主義)」。 ・上述は「英国の経済専門誌『The Economist』の調査部門/エコノミスト・インテリジェンス・ユニットが発表した『民主主義指数(Democracy Index)』2023年版のデータ」となる。 ・『民主主義指数』は各国の政治の民主主義のレベルを「選挙プロセスと多元主義」「政府の機能」「政治参加」「政治文化」「市民の自

錯覚を楽しむ。

■Apple Maps in Vietnam. ・最近のニュース(2024年2月20日付)、「米Apple社は2~10月末迄、撮影車両(韓国/現代SUV20台)でベトナム地図情報を収集開始」。 ・同社は「地図アプリ『Apple Maps』掲載の画像収集のため車両車種『ツーソン』は2月16日に南部からスタートし、3月5日から北中部、その後3月8日から北部のホン川(紅河)デルタと、順次全国を巡回し終了は10月末頃」を予定している。 ■最新技術でベトナム全土を撮る。 ・「画像収

新年の幸運と健康を願う。

■富の神様の日。 ・最近の話題(2024年2月19日付)、「旧暦1月10日(西暦2024年2月19日)は『富の神様の日』、幸運と健康を願い宝飾店は人々で溢れる」。 ・以前私の『note(2023年8月24日付)』でも投稿したが、多くのベトナム人は『富の神様の日』にゴールド(金)を宝飾店等で購入する文化がり、毎年恒例の習慣となる。 ■金を求める人々。 ・ベトナム人は「新しい一年が幸運と健康で満たされるように」と願い、金を求めて宝飾店へ殺到し、神様へのお供えを用意する。 ・細部

現在南部はドライシーズン。

■ベトナム南部は猛暑。 ・最近のニュース(2024年2月16日付)、「ベトナム南部2月13日〜18日頃迄猛暑、一部地域で最高気温36.5度、空気は乾燥し湿度31〜50%と低い」。 ・ベトナム南部が暑さに見舞われており、『南部地域水文気象観測所』は「暑さは18日まで続く見込みで、健康管理に注意するよう呼びかけている」。 ■湿度は31〜50%。 ・「13日以降南部ビンロン省を中心に暑さが拡大しており、最高気温はビンロン省で35.2度、南部ドンナイ省ビエンホアでは36.5度」。

「安全安心が最優先」願う。

■ポストタンソンニャット国際空港。 ・最近のニュース(2024年2月15日付)、「ポストタンソンニャットの新国際空港/『ロンタイン国際空港』、チン首相は2026年6月迄の完成を指示した」。 ・ベトナムのチン首相は「ロンタン国際空港の建設プロジェクトの進捗を加速させ、質の保証及び環境と安全管理の強化を要求し2026年半ば迄に完成させるよう指示」した。 ■テト休みも建設現場は稼働する。 ・同プロジェクトはテト(旧正月)期間中も含め「3200人以上の労働者と1300台の機械を動員

ベトナム人のルーツ。

■新設外資企業が増加。 ・最近のニュース(2024年2月15日付)、「2023年1月ベトナムでの新設外資企業290件(前年同月比+80%増)うちHCM市最多112件」。 ・ちなみに、12月の新設外資企業273件(前年同月比+25%増)となる。 ・上述の数値をもう少し細かく見てみる。計画投資局のデータより、「2024年1月ベトナム全国で新規設立された外資企業および支店、営業所、駐在員事務所の数は前月比+6.23%増、前年同月比+80.12%増の290件で、うち会社が271件、営

枕から漂う東南アジアの香。

■カポック。 ・最近のニュース(2024年2月14日付)、「島南アジア自生の落葉高木(カポック/Kapok)は持続可能な天然繊維、実から50年間に亘り棉が取れ、ユニチカは今年秋冬物から本格的に導入する」。 ・大手繊維メーカー/ユニチカの子会社とアパレル企画会社が手掛けアパレルへ展開していく。 ■力強い生命力。 ・カポック植物は東南アジア、ベトナムにも自生し高さは最大60m~70mで「水・肥料ほぼ不要」と非常に強力な活力がある。 ・季節になると果物は割れ純白の綿糸が見え始める

情報は洩れていく。

■オフラインの脅威。 ・最近のニュース(2024年2月13日付)、「23年サイバーセキュリティでブロックされた『ベトナム/オフラインの脅威』は前年比▲6%減で1億1480万件」。 ・世界的なサイバーセキュリティ企業であるカスペルスキー・セキュリティ・ネットワーク(Kaspersky Security Network=KSN)によると、「ベトナムで2023年にカスペルスキーのソリューションによってブロックされたオフラインの脅威は前年比▲6%減の1億1480万件」であった。 ■

物価上昇とベトナム生活。

■ベトナムの物価上昇率経緯。 ・最近のニュース(2024年2月12日付)、「ベトナム2007年と2010年の国内消費の盛り上がりやリーマンショック後の国際商品価格の上昇(特に食糧価格)を背景に、2008年と2011年のCPIはそれを上回る年率20%前後の上昇となった」。 ・「2011年後半からの金融引締め政策による信用収縮とそれに伴う国内景気の減退も相まって、2012年の物価上昇率は前年の18.6%から9.2%に抑制され、2013年は6.6%、2014年も4.1%と一桁台に収