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ベトナムのカケラたち 2024年2月

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ベトナムのニュースや日常の出来事、様々なカケラからこの国を俯瞰し且つ細部にもフォーカスしながら立体的にべトナムの今を全体像を掴められるよう努めた。「百間は一見にしかず」ではあるが…
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悠々たるベトナム時間。

◾️テト(旧正月)休み。 ・最近の話題(2024年2月18日付)、「公式テト(旧正月)休みは約一週間だが、いまだベトナム全土はテトモード」。 ・今年のテト(旧正月)、公式発表されたテト休みは2024年2月8日〜2月14日の一週間だった。 ・以前私の投稿でテト休みは「2月8日〜2月13日迄」と記述したがそれは私の会社の休みであり、公式のテト休みは上述の日程となっていた事、ここで補足、お詫びさせてください。 ◾️テトモードは約一ヶ月続く。 ・余談、テト開けの仕事始めは2月15日

物価上昇とベトナム生活。

■ベトナムの物価上昇率経緯。 ・最近のニュース(2024年2月12日付)、「ベトナム2007年と2010年の国内消費の盛り上がりやリーマンショック後の国際商品価格の上昇(特に食糧価格)を背景に、2008年と2011年のCPIはそれを上回る年率20%前後の上昇となった」。 ・「2011年後半からの金融引締め政策による信用収縮とそれに伴う国内景気の減退も相まって、2012年の物価上昇率は前年の18.6%から9.2%に抑制され、2013年は6.6%、2014年も4.1%と一桁台に収

この国を動かす潤滑油。

■ホリデイクリックオフ症候群。 ・最近のNEWS(2024年2月2日付)、「テト直前は買物、忘年会、準備等で連休間近は興奮し落着かず仕事が儘ならぬ『ホリデイクリックオフ症候群』が急増」。※この症候群を調べてみたが端的に述べられた情報が見つからない。私は本報道の内容からこの症候群は『燃え尽きる症候群』と捉える。 ・ベトナムでは「この症候群に関する研究結果は存在しないが症候群自体は世界的に広がっている」。 ・あるアメリカの調査データより「アメリカ、イギリス、ドイツの企業で働く会社

グローバル化で大切な事。

■日本市場の魅力は如何に。 ・最近のNEWS(2024年2月2日付)、「ベトナムでは賃金が上昇し、IT分野は日本の平均給与に迫る勢い。日本語を操るベトナム人技術者は現地でも年250万~300万円稼ぐため年収が400万円前後の日本の魅力は薄れている」。 ・「時に躓いても成長するアジア、政治も経済も停滞する日本。この構図が続く中、日本は働く場としての魅力を失い始める。働き手にそっぽ向かれる国・企業は危うい。選ばれる努力が必要だ」とも言われる。 ◾️人材は韓国、台湾を求め始める。