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ベトナムのカケラたち 2024年3月

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ベトナムのニュースや日常の出来事、様々なカケラからこの国を俯瞰し且つ細部にもフォーカスしながら立体的にべトナムの今を全体像を掴められるよう努めた。「百間は一見にしかず」ではあるが…
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#世界

古都ホイアン。

■世界最安の旅行先。 ・最近のニュース(2024年3月26日付)、「『世界最安な旅行先』はホイアン首位、ケープタウン2位、東京3位、アルガルヴェ4位」。 ・本報道は英国金融会社『ポストオフィス』の2024年休暇費用報告『Holiday Money Report 2024』発表のデータとなっている。 ・報告書では「ホイアン市は2024年の休暇に最も安い費用の目的地(昨年は6位)」と記述された。 ■最も高価な目的地トップは『タマリンド』。 ・ランキングは旅行者の基本的な8つの支

通りは時に色褪せ時に輝く。

■世界のイケてるストリート。 ・最近のニュース(2024年3月26日付)、「『世界で最もイケてるストリート』にハノイ/クアンアン通り25位、東京/茶沢通り9位が選出された」。 ・上述は、英国タイムアウト誌(Time Out)『2024年の世界で最もイケてるストリートトップ30(The 30 coolest streets in the world)』で発表された。 ■茶沢通りがトップ10入り。 ・25位/ベトナムはタイ湖沿いのクアンアン通りはハノイの交通渋滞、喧騒から離れ私

幸せは刹那か永遠か。

■世界幸福度ランク。 ・最近のニュース(2024年3月21日付)、「国連調査、『世界幸福度』143ヵ国中フィンランド首位、日本51位、ベトナム65位から54位に上昇」。 ・国連は3月20日『国際幸福デー』に合わせて発表した本報道のデータは、「1人当たり国内総生産(GDP)」、「社会的支援」、「健康寿命」、「人生の選択の自由度」、「寛容さ・気前の良さ」、「腐敗の認識」6要素を過去3年間(2021~2023年)の平均値を基に算出された。 ・国連調査『世界幸福度』の目的は「国民の幸

バインミーに明日を見る。

■世界のソウルフード。 最近のニュース(2024年3月16日付)、「『世界の美味しいサンドイッチトップ100』、ベトナムのソウルフード『バインミー』世界一」。 ・上述は世界中の伝統料理等を紹介するグルメサイト『テイストアトラス(Taste Atlas)』が発表したデータである。また、『世界の美味しい料理トップ100』ではベトナム料理22位、日本料理2位。そして『世界のストリートフードトップ50』ではベトナムの『バインミー』6位となった。 ・「『バインミー』はフランス植民地時代

愛を贈る。

■ベトナムのバレンタインデー。 ・最近の話題(2024年3月14日付)、「ベトナムのバレンタインとホワイトデーは日本式と異なる」。 ・ベトナムのバレンタインデーは2月14日で日本と同様ですが、女性から男性へチョコレートやプレゼントを渡さない。この日ベトナムでは男性が女性にプレゼントを贈る日となる。 ・世界的にバレンタインデーに女性から男性にチョコレートを贈る文化は日本と韓国だけに定着しているようだ。 ■ベトナムのホワイトデー。 ・また、ベトナムでは恋人や想いを寄せる女性へ男

グリーンビルディング。

■環境認証のオフィス物件。 ・最近の話題(2024年3月15日付)、「賃料は従来物件より7.5%程度高いが『ベトナムの環境認証のオフィス物件』は外資の需要が増加」。 ・「欧州、日本、シンガポール等からベトナムに進出した企業の間で環境認証を得たオフィス物件の需要が高まる」。環境への意識が高い外資系企業からの引き合いが多い。 ・ベトナムで事業を行うグローバル企業や国内の上場企業は「環境・社会・企業統治(ESG)や温室効果ガス排出削減に関する規制・基準を順守する必要に迫られている」

太陽の見えない季節。

■ハノイ大気汚染は世界トップ。 ・最近のニュース(2024年3月7日付)、「AQI(大気質指数)は241となり『ハノイ大気汚染は世界トップ』でラホールやダッカを上回る」。 ・Air Visual(大気質追跡アプリケーション)によると、ハノイのAQIは241であり「紫色=全て人々の健康に非常に有害であり、外出を控えることが推奨されるレベル」となっている。 ・上述の指数はAir Visualが追跡する100都市以上のリストの中でハノイは唯一、紫色の範囲に達した都市となった。 ■

女子会は海外で。

■国内線チケット価格高騰。 ・最近のニュース(2024年3月1日付)、「ベトナム国内線チケットの価格高騰と品薄は世界の原油価格大幅な上昇、経済発展、移動需要増加、安全とセキュリティ要求による新技術と機器への投資等が理由に挙げられる」。 ・また「航空会社は保守、修理、パイロットと航空スタッフの訓練、プロモーション強化等の運営コストは最終的にチケット価格の上昇として顧客に転嫁される」。 ■交通運輸省の通達。 ・国内旅行や移動需要の増加は国内線の過負荷と座席の不足に繋がり、航空会

笑顔の向こう側。

■ベトナムの超富裕層。 ・最近のニュース(2024年3月7日付)、「2023年ベトナム超富裕層(住居以外に資産45億円超保有)は前年比+2.4%増752人、28年+30%増978人」。 ・上述データは英国系不動産サービス大手『ナイト・フランク(Knight Frank)社』が発表した『ザ・ウェルス・レポート(The Wealth Report)2024年版』より引用。 ■世界の超富裕層。 ・ベトナムの超富裕層人口は2023~2028年の5年間で+30.0%増加し、2028年

購買から見る景気指数。

■ベトナムのPMI(購買担当者景気指数)。 ・最近のニュース(2024年3月4日付)、「2024年ベトナム1月及び2月のPMI(購買担当者景気指数)2ヶ月間連続50上回り新規受注、生産量、雇用増加」。 ・本報道は米国のS&Pグローバル社発表データより、「国際市場の需要が改善していることが背景にあり、海外からの受注数も増えた事で生産量が2ヶ月連続で増えた」。 ■PMI50が景気の分かれ目。 ・また、「雇用が4ヶ月振りに増加し、増加率はこの1年で最も大きかった」。 ・一方で「生