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ベトナムのカケラたち 2024年3月

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ベトナムのニュースや日常の出来事、様々なカケラからこの国を俯瞰し且つ細部にもフォーカスしながら立体的にべトナムの今を全体像を掴められるよう努めた。「百間は一見にしかず」ではあるが…
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#日本

幸せな気持ちは世界共通。

🔳ベトナムに定住する日本人。 ・ベトナムで暮らしていると、日本本社からの出向者、現地採用の方、短期滞在者等と様々な日本の方にお会いする機会に恵まれる。 ・ある方は日本からご家族帯同でベトナムに移り住む、またある方は日本で知り合ったパートナーがベトナム人ゆえベトナムに移り住み仕事を探す日本人もいる。 ・日本からの出向者の任期は概ね3〜5年となりその後は日本に帰任するか他国へスライドしていくが、現地採用や短期滞在者の方々は数ヶ月で日本に帰国する方もいれば、ベトナム定住を選択するパ

古都ホイアン。

■世界最安の旅行先。 ・最近のニュース(2024年3月26日付)、「『世界最安な旅行先』はホイアン首位、ケープタウン2位、東京3位、アルガルヴェ4位」。 ・本報道は英国金融会社『ポストオフィス』の2024年休暇費用報告『Holiday Money Report 2024』発表のデータとなっている。 ・報告書では「ホイアン市は2024年の休暇に最も安い費用の目的地(昨年は6位)」と記述された。 ■最も高価な目的地トップは『タマリンド』。 ・ランキングは旅行者の基本的な8つの支

通りは時に色褪せ時に輝く。

■世界のイケてるストリート。 ・最近のニュース(2024年3月26日付)、「『世界で最もイケてるストリート』にハノイ/クアンアン通り25位、東京/茶沢通り9位が選出された」。 ・上述は、英国タイムアウト誌(Time Out)『2024年の世界で最もイケてるストリートトップ30(The 30 coolest streets in the world)』で発表された。 ■茶沢通りがトップ10入り。 ・25位/ベトナムはタイ湖沿いのクアンアン通りはハノイの交通渋滞、喧騒から離れ私

ハートの強さ外国人に見る。

■日本で働く外国人労働者。 ・最近のニュース(2024年3月25日付)、「日本のベトナム人労働者10年で8倍増の52万人、外国人労働者総数の53%以上を占める」。 ・現在日本は「食品・飲料の生産、建設、機械・材料・電気または電子情報、自動車整備、造船・海洋機器、農業、漁業、介護・看護、ビル清掃、航空、宿泊サービス、飲食サービスの12分野で大きな人手不足に直面」しており、日本は海外からの労働者受け入れプログラムを変更する予定である。 ■3本柱。 ・一方、「ベトナム人労働者が日

幸せは刹那か永遠か。

■世界幸福度ランク。 ・最近のニュース(2024年3月21日付)、「国連調査、『世界幸福度』143ヵ国中フィンランド首位、日本51位、ベトナム65位から54位に上昇」。 ・国連は3月20日『国際幸福デー』に合わせて発表した本報道のデータは、「1人当たり国内総生産(GDP)」、「社会的支援」、「健康寿命」、「人生の選択の自由度」、「寛容さ・気前の良さ」、「腐敗の認識」6要素を過去3年間(2021~2023年)の平均値を基に算出された。 ・国連調査『世界幸福度』の目的は「国民の幸

愛を贈る。

■ベトナムのバレンタインデー。 ・最近の話題(2024年3月14日付)、「ベトナムのバレンタインとホワイトデーは日本式と異なる」。 ・ベトナムのバレンタインデーは2月14日で日本と同様ですが、女性から男性へチョコレートやプレゼントを渡さない。この日ベトナムでは男性が女性にプレゼントを贈る日となる。 ・世界的にバレンタインデーに女性から男性にチョコレートを贈る文化は日本と韓国だけに定着しているようだ。 ■ベトナムのホワイトデー。 ・また、ベトナムでは恋人や想いを寄せる女性へ男

グリーンビルディング。

■環境認証のオフィス物件。 ・最近の話題(2024年3月15日付)、「賃料は従来物件より7.5%程度高いが『ベトナムの環境認証のオフィス物件』は外資の需要が増加」。 ・「欧州、日本、シンガポール等からベトナムに進出した企業の間で環境認証を得たオフィス物件の需要が高まる」。環境への意識が高い外資系企業からの引き合いが多い。 ・ベトナムで事業を行うグローバル企業や国内の上場企業は「環境・社会・企業統治(ESG)や温室効果ガス排出削減に関する規制・基準を順守する必要に迫られている」

南部の春。

■桜色のモモイロノウゼン。 ・最近の話題(2024年3月14日付)、「春の象徴、ベトナム南部『モモイロノウゼン開花』は3月下旬。開花後3、4日で桜色の花びら散る」。 ・時期的にも形状的にも日本の桜に似た『モモイロノウゼン』がもう少しで満開を迎える季節だ。 ■エルサルバドルの国花でもある。 ・『モモイロノウゼン』は桜色の花をつけ、「ノウゼンカズラ科の植物でピンクテコマやキダチベニノウゼン等の別名がり、メキシコから南米北部に分布し、エルサルバドルでは国花として親しまれている」。

帰国の楽しみ食にあり。

■少数民族認定を提案。 ・最近のニュース(2024年3月11日付)、「在オーストラリア越僑35万人は米国、日本に次ぐ多さ、ベトナムのチン首相『少数民族認定提案』をオーストラリア側は真剣に検討する、と回答」。 ・ベトナムのチン首相は3月5日、オーストラリア訪問中に上述を提案し、また両国間の関係格上げを発表する見通しと述べた。その後、3月7日オーストラリアのアルバニージー首相は「ベトナムとの関係を『包括的・戦略的パートナーシップ』に格上げ」と発表。 ■在濠越僑は35万人。 ・「

円が自分の血となり肉になる。

■世界の中堅企業経営幹部の女性登用率。 ・最近のニュース(2024年3月11日付)、「中堅企業経営幹部の女性登用率は33%でベトナム20位、15%日本最下位、43%フィリピン首位」。 ・この調査は「2023年10~12月に28ヵ国に対して実施した非上場企業を中心とする中堅企業経営者の意識調査の結果」を基にしている。 ・『女性登用率TOP5』は「43%フィリピン首位」、「42%南アフリカ2位」、「41%タイ3位」、「41%トルコ4位」、「41%ナイジェリア5位」、となる。 ・一

購買から見る景気指数。

■ベトナムのPMI(購買担当者景気指数)。 ・最近のニュース(2024年3月4日付)、「2024年ベトナム1月及び2月のPMI(購買担当者景気指数)2ヶ月間連続50上回り新規受注、生産量、雇用増加」。 ・本報道は米国のS&Pグローバル社発表データより、「国際市場の需要が改善していることが背景にあり、海外からの受注数も増えた事で生産量が2ヶ月連続で増えた」。 ■PMI50が景気の分かれ目。 ・また、「雇用が4ヶ月振りに増加し、増加率はこの1年で最も大きかった」。 ・一方で「生