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ベトナムのカケラたち 2024年3月

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ベトナムのニュースや日常の出来事、様々なカケラからこの国を俯瞰し且つ細部にもフォーカスしながら立体的にべトナムの今を全体像を掴められるよう努めた。「百間は一見にしかず」ではあるが…
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#データ

古都ホイアン。

■世界最安の旅行先。 ・最近のニュース(2024年3月26日付)、「『世界最安な旅行先』はホイアン首位、ケープタウン2位、東京3位、アルガルヴェ4位」。 ・本報道は英国金融会社『ポストオフィス』の2024年休暇費用報告『Holiday Money Report 2024』発表のデータとなっている。 ・報告書では「ホイアン市は2024年の休暇に最も安い費用の目的地(昨年は6位)」と記述された。 ■最も高価な目的地トップは『タマリンド』。 ・ランキングは旅行者の基本的な8つの支

「好きが分からないわ」。

■「年金月額2万円」。 ・最近のニュース(2024年3月20日付)、「教諭、校長等歴任約42年の社会保険納入で「年金月額2万円」、ベトナムの実情に沿う制度整備必須」。 ・上述及び以下は年金受給者/あるベトナム人のデータだが、「社会保険料の納付期間が、国の給与制度及び会社の給与制度に従っていた期間があり社会保険機関はこれらの期間の平均値をベースに年金額を計算。社会保険料の納付基礎となる平均月給2万6900円、その75%の2万円が月額年金となり、加えて7.5年の余剰納付期間分とし

幸せの伝播。

■配車アプリ市場規模。 ・最近のニュース(2024年3月18日付)、「配車アプリ市場売上高1084億円、首位『グラブ(58.7%)』、誕生1年2位『サインSM(18.2%/全車EV及び電動バイク)」。 ・上述データは、インドの調査会社『モルドル・インテリジェンス(Mordor Intelligence)』が発表。 ・2023年4月にサービスを開始した『サインSM(Xanh SM)』は「地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ(Vingroup)傘下のビンファスト(Vin

バインミーに明日を見る。

■世界のソウルフード。 最近のニュース(2024年3月16日付)、「『世界の美味しいサンドイッチトップ100』、ベトナムのソウルフード『バインミー』世界一」。 ・上述は世界中の伝統料理等を紹介するグルメサイト『テイストアトラス(Taste Atlas)』が発表したデータである。また、『世界の美味しい料理トップ100』ではベトナム料理22位、日本料理2位。そして『世界のストリートフードトップ50』ではベトナムの『バインミー』6位となった。 ・「『バインミー』はフランス植民地時代

購買から見る景気指数。

■ベトナムのPMI(購買担当者景気指数)。 ・最近のニュース(2024年3月4日付)、「2024年ベトナム1月及び2月のPMI(購買担当者景気指数)2ヶ月間連続50上回り新規受注、生産量、雇用増加」。 ・本報道は米国のS&Pグローバル社発表データより、「国際市場の需要が改善していることが背景にあり、海外からの受注数も増えた事で生産量が2ヶ月連続で増えた」。 ■PMI50が景気の分かれ目。 ・また、「雇用が4ヶ月振りに増加し、増加率はこの1年で最も大きかった」。 ・一方で「生

服好きも見破れない。

■ベトナムの貿易黒字。 ・最近のニュース(2024年3月1日付)、「2024年最初の2ヶ月間でベトナムは貿易黒字を達成」。 ・統計総局のデータより、「今年1、2月の2ヶ月間でベトナム輸出入の総額が17兆円に達し前年同期比18.6%増加した。輸出19.2%、輸入18%増加しており、商品の貿易黒字は7101億円」となった。 ■ベトナムの最大輸出市場はアメリカ。 ・「2024年1月のベトナムの総輸出額は5兆円で、2022年8月以来の最高額を記録し、前月比で9.7%増、前年同月比で