【2023/1/8】余白をつくるということ

小さい頃、絵を描くことが好きだった
キャンバスには好きなものを目一杯描き込んだ
余白があることが勿体無く感じていたからだ

ある時、美術館で観た絵画が余白だらけだった
当時の私にはその美しさがわからなかった

あれから幾多の作品を鑑賞するようになり、
余白の美について考えるようになった

私には余白に見えていても、作り手にとってそれは“余り”ではなく必要なスペースなのかもしれない

忙しない日々、ぎゅうぎゅうに詰め込まれたクローゼット
それは豊かさとは程遠く、そこにあるはずの大切なものを見失ってしまう可能性だってある

日々の余裕が豊かさを生みだすように、
私には余白を愛する時間が必要みたいだ

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