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家庭は港でなければならない。どんな時も
ちがっても輪になる世界はここにある
サイゴンの輪オーナーのKayoです♪
みんなツイてる?
私もめっちゃくそツイてるー!!
昨年の12月から、当時小5のムスコは友達とのトラブルで学校に行けなくなりました。
私も現パートナーと付き合い始めたところで、
環境の変化も大きく、いつもなら処理できるトラブルも、ポキっと心が折れてしまったのでしょう。
学校に行かなくなる。
それは問題の始まりではなく、すでに子どもたちにとって最後の叫び。
すでに問題は本人の中には起こっていて、
その行き場がない、精一杯の訴えを、全身全霊でしている。
そこに、
「学校に行きなさい!」と
もっとも味方であるはずの、安心できる港であるはずの家族の誰かに言われたら、
暴れまわるならまだしも、引きこもりになったり、自暴自棄になったりするのは必定です。
「自分が子どもの頃は風邪でもないのに学校を自主的に休むなんて許されなかった」
から自分の子にも同じことをするのでしょうか。
子育てにおいて、自分の体験や経験をもとに自分の子と対峙することは、ほぼ意味をなさない。
というか、悪影響しか及ぼしません。
そういう人に限って、子育てを学ぼうとはしないのです。
親がどう育てられたかなんて、20年も30年も違う時代を生きている今の子たちに、はっきり言って関係ない。
大切なのは、「自分はその時どんな声かけをされたかったのか」ということ。
その心の機微は、いつの世も、どんな人でも、満たされる方法は同じだからです。
家族は港。そしてそこは絶対に安全で安心できる場所でなければならない。
そこに、周りからどう見えているか、どうすることが子どもの将来にとっていいのか、とかそんな偉そうなことはどうでもいいのよ。
まず満たすは子どもたち自身の心です。
寄り添ってあげるだけ。ただ認めてあげるだけ。
ひとつでもそんな場所があれば、人は必ずまた羽ばたける。
その港で、どれだけパワーチャージできるか。
親としての懐が、最大限試される時でもあります。
ムスコの場合、3学期もフリースクールやなんやかんやこっちもムスコの居場所を探そうとしたけれど、
3学期最終週、突然「もう昔に戻る」と宣言して、学校に行き始めました。
6年になってからは、ほぼ毎日登校しています。
私は港になれただろうか、あやしいw
でも、最初は学校に行かないムスコに異議を唱えた家族と何度も話し、発達障がいや不登校の本を読み、
理解する努力をしました。
結局、学校に行ってほしいのはこちらのエゴで、
ただ、彼のタイミングを信じて待つだけでよかったんだな。
(それがふところの大きさという話)
信じてゆだねる。
だって、何度折れても、立ち上がれる、そのチカラがムスコにあることを、私は知っているのだから。
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【著者*kayo】1985年11月1日生まれ。
ADHDとASDを診断されている12歳のムスコが相方の元シングルマザーで元オス化女子代表。
結婚や離婚、人生の紆余曲折で仕事を変わるが、いつもだいたい営業職。(下着販売、複合機、生命保険、広告代理店、不動産)
2016年に当時6歳だったムスコを連れて、行ったこともない、友達もいないベトナムに渡る。
現在は地元である兵庫県西宮市北部にて「ちがっても輪になる世界」を創るべくベトナムカフェをオープン。
多様性を認めあえる空間、女性性を大切にしてすべてを手に入れる方法をSNSを通して発信している。
Instagram:saigon_no_wa
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