子どもに絶対にしたくないことって親から伝染してること

しんちゃお！

みんなツイてる？？ツイてるって言ってね、ツイていくから♪

自分の子どもには絶対にしたくないこと、

を決めてる人ってたくさんいると思う。しかも親になる前から。

それってね、言っちゃうよ、覚悟してね、

端的に言うとね、

ただのトラウマです。

「自分の子どもにはしたくない」＝「自分は親にされて嫌だった」

という自分の幼心をずっと抱えて今も生きている確たる証拠です。

「母の父への愚痴をずっと聞かされていたの、だから自分は陰で文句を言う家庭にしたくなかった」とある女性は言った。

そして彼女は自分の娘になんでもかんでも愚痴ったし、旦那への文句もため込まずに本人に伝えていた。

彼女の娘はいつしか自分の話を母である彼女にすることはなくなり、いつも子どものように無邪気な母の聞き役になった。

お母さんの氣持ちを優先し、お母さんの望みをかなえようとし、その積み重ねが20年と続き、お母さんのために進学した大学を中退した。（母に内緒でｗ）

ほころびが大きな穴になるまで、この親子の掛け違いが彼女に伝わることはなかった。

この娘からすればとばっちりだ。母のトラウマの上塗りを自分にされているのだから。

でも、自分が誰にも変われない自分を生きている限り、この問題に向き合わなければいけないのは、

彼女ではない。娘なのよ。これが。

多くの人が、この娘を哀れみ、母親を『毒親』として図式化しようとするの。

そしてドラマとかではお母さんが娘の氣持ちにきづいて最終的に「ごめんね」と泣いて大団円なんてことがザラにある。

これをまさか期待してるなら、あなたはあなたの人生を生きることを放棄してる。

親から与えられたトラウマは、親にぬぐってもらうものではない。

自分で握りしめていることに氣づいて手放すの。

親のせいにすればするほど、自分の子どもに同じことはしたくないと思えば思うほど、

強く強く握りしめているということの裏返し。

私は結局、愛されてるって感じたかったんだ。

お母さんも、愛されているって子ども時代に感じられなかったから、私に上手に愛を伝えられなかったんだ。

と、自分で氣づいたとき、あなたは握りしめていたその手のひらを開くことができる。

そして「私も親とおんなじことしてるわーあっはっはー！でも愛してる、大好きだよ」って子どもに言えれば結果万事OK♪

不完全ででこぼこでいいじゃん。だから人は人と生きている。輪になっている。

そんな私たちだからこそ愛おしいと思うんだ。

【著者 kayo ＊自己紹介】
1985年11月1日生まれ。
ADHDとASDを診断されている10歳のムスコが相方のシングルマザー。
結婚や離婚、人生の紆余曲折で仕事を変わるが、いつもだいたい営業職。（下着販売、複合機、生命保険、広告代理店、不動産）
2016年に当時6歳だったムスコを連れて、
行ったこともない、友達もいないベトナムに渡る。
現在は地元である兵庫県西宮市北部にて「みんな違ってみんないい」をキャッチコピーとしたベトナムカフェを開業すべく、マイノリティや、多様性を認めあえる空間をSNSを通して発信している。
 
Instagram:saigon_no_wa
Facebook: @Saigonnnowa
LINE Official: https://lin.ee/eFHKd6Y
YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UC7KS5wT_wetiNH6g6siuMCQ