特別支援級で編入して卒業までの回顧録
ちがっても輪になる世界はここにある
ベトナムカフェ「サイゴンの輪」オーナーのKayoです！
みんなツイてる？
私もめっちゃツイてるー♪
３月２０日（月）はADHDとASDを診断された特別支援学級に通う
ムスコの小学校卒業式でした。
１年生の３学期にホーチミン日本人学校を中退して（当時最高学歴は幼卒ｗ）
私の母校に編入してからはや５年。
最初は私がついていかないと教室に入れず、
しばらくひざに座らせて落ち着かせる、
体操服は着ないし、体育の時間は一人登り棒に登って上から見学。
勝手に校長室に入って校長先生と雑談という、
今考えれば超自由なうちの子をそれでも柔軟に受け入れてくれた学校に感謝しかありません。
支援級がなかったホーチミン日本人学校での生活を思うと、
望んだ環境が税金なのでタダで手に入り、
要望を伝えると可能な限り先生たちが配慮してくれる。
これを甘えという人が、まだ世の中には多分にいて、
集団社会についていけない子は落ちぶれて当然かのような負け犬扱いをする。
人間という社会は、そもそもそういう弱者をも、
社会福祉という構造で支え合うことで、繁栄してきたのです。
動物的には１０か月も腹の中にいるのに、頭がでかすぎて未成熟なまま生まれる人間。
その時点で弱肉強食を強いてしまうと、
生き残れない動物だからこそ、知能で弱者をもみんなで支えることで強い集団を作ってきた、それが人間です。
だから、集団に入れないヤツは自業自得だ、
なんていう人は、明日交通事故にあって足がなくなっても、
誰にも「助けて」ということができないで死んでいくでしょう。
どんな人間でも、どんな状況でも、
誰にでも「助けて」が言える。そんな社会を、人間はそもそも作ってきたのです。
だから、できないことを恥ずかしがるんじゃなく、
自分ができることで社会に還元していく。
それが、本当の、この世界を幸せに生きていける『勝ち組』。
ムスコはこの小学校にきたことで、
自身の想いをちゃんとアウトプットして他者に伝えることができるようになり、
自分ができることに全力を注ぐことを学びました。
これからは、出していた手をひとつづつ引いていき、
彼が作り出す人間関係の中で、どれだけ「助けて」が言えるかを、
見守っていきたいと思います。
やりたいことへの応援は、惜しみなくするけどね！
つまり、手と口は出さずに金は出す！
という理想な親になろうと思います♡
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【著者＊kayo】
1985年11月1日生まれ。
ADHDとASDを診断されている12歳のムスコが相方の元シングルマザーで元オス化女子代表。
結婚や離婚、人生の紆余曲折で仕事を変わるが、いつもだいたい営業職。（下着販売、複合機、生命保険、広告代理店、不動産）
2016年に当時6歳だったムスコを連れて、行ったこともない、友達もいないベトナムに渡る。
現在は地元である兵庫県西宮市北部にて「ちがっても輪になる世界」を創るべくベトナムカフェをオープン。
多様性を認めあえる空間、本来の女性の受け取るチカラを大切にしてすべてを手に入れる方法をSNSを通して発信している。
Instagram:saigon_no_wa
re.womenbright
Facebook: @Saigonnnowa
LINE Official:https://lin.ee/eFHKd6Y
YouTubeチャンネル:
https://www.youtube.com/channel/UC7KS5wT_wetiNH6g6siuMCQ
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