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鈴蘭通り、屋台のような飲み屋がたくさん青森市の中央古川通りのお話


青森駅から国道古川通りへと抜ける通りを
中央古川通りと言いますが
たまに跨線橋を青森市中央商店街の方に来るために
一方通行の中央古川通りに
逆から侵入しようとする車もあり
ドギマギしてしまう事がよくあります。

この中央古川通りは
昔から飲食店がひしめく長屋風の飲み屋街も多く
地元の人はもちろん
旅行者も多く利用したものです。

中央古川通りの西側にある第三新興街と並び
駅から近くの鈴蘭通りは
青森の裏の顔として知られていました。

場所はというと
現在アウガが建っている街区の
東側の一角にあった袋小路の飲食店街。

そこが鈴蘭通り、通称“鈴蘭街”と呼ばれてました。



戦後から、この辺はいろいろあり
普通の人はあんまり近寄らない場所

夜になると客引きが現れ
怪しい通りで一度も足を踏み入れた事もないです。

昔、現在のアウガの場所に
親が中華食堂を営んでたのですが

青森市に住んでる人も
客引きにつきまとわれ、ついて飲んで帰ろうとすると
高額な料金を請求されたなどなど
物騒な話をお店にやって来て
相談していたことなどもありました。


アウガが出来て
客引きの取り締まりが強化されたことや
お店を営業されてる方々が高齢になったせいか
次第に夜前を通っても客引きも少なくなって
そんな危険な雰囲気はなくなっている様です。

現在ある青森センターホテル、まちなか温泉の辺りには
百万弗(ひゃくまんどる)という集落的な横丁がありました。

聞くとところによると
飲み屋街が中心ですが
スーパーやアパート
漬物や、おかずやなどなどの小さな小売店
共同のトイレなどもあり
杉の湯という銭湯がありとても賑わっていたそうです。

杉の湯はずいぶん後々まで残ってましたが
隣には
自分の記憶では民謡酒場
通りを向かいにしたところにも民謡酒場があった様に思います。

その他オカマバーなどあるビルもありました。

昭和も終わり頃の1980年くらいのことですが
本町などで飲んだ帰りのお客さんが
飲みの後の締めにこの中央古川通りあたりのお店に良く立ち寄ったりしていたものです。

今考えられないですが、中華食堂や、焼肉屋も朝まで営業していたものです。

今から思うと活気に溢れていた様に思います。

中央古川通りと言えば、たかのやの浅草焼き
バスの待ちの方が購入するのでとても人気だったものです。

お隣に工藤パンの第3営業所もありました。



コレは自分の微かな記憶ですが

この辺りにビニールのプールに魚を入れた釣り堀もあった様に思います。

街も時が過ぎていくと変わってしまうものです。

記事編集 /鈴木勇(サイゴン、わやわや店主)


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