青森駅前の路地裏、迷路の様な細道にお店がたくさん

昔、青森駅から古川にかけては
たくさんの路地というか細い道がたくさんあったもを覚えています。

今のアウガ西口辺り
旧ホテル青森館とミッドライフタワーの間付近には
“百貨街”の看板が掲げられ
そこから中に入っていくと
魚市場があり、お肉屋さんや、八百屋さん、パン屋、食堂などいろんなお店があったものです。

その百貨街ですが
かつて明石家さんまさんと大竹しのぶさんの
W主演の映画“いこかもどろか”のロケで登場
明石家さんまさんと大竹しのぶさんが
迷路の様な細い路地を走り抜けるそんな場面がありました。


話が戻って
百貨街の中でも子供心に覚えているのが

埼玉屋という食堂です。

ご両親が埼玉出身というのでネーミングされたそうですが
朝、買い出しについて行った子供の頃

帰りに立ち寄ったのが埼玉屋で

おにぎりやら何かたわいのないものを
頬張っていたと思うのですが
子供心に強い印象として残っています。

そんな埼玉屋食堂ですが

駅の側のアウガの西側に広場前の３軒並んでいるお店の、
一番北側に移店し青森の料理や海鮮丼など提供して
市民や旅行者に愛されながらも
２０１２年の秋頃閉店してしまいました。

アウガの立つ前にあった店といえば
越中屋という大衆食堂、そして今もある五番軒新町店
居酒屋ますや。

越中屋はなくなりましたが、
五番軒はボリューム満点のお店として
中央古川通りの国道側へ移転してまだ営業
ますやは店舗を譲り受けた方が
県庁の脇にあるワンウェイ通りにて営業されています。

アウガの場所ではないですがそう言えば有名なお店がありました。

歌舞伎しるこ 橘家さんです
 ここはなんといっても、店の主人が歌舞伎
の口上を言うので有名でした

「お若えのおマッチなせえ」

そんな感じでお汁粉を持ってきたものです。

忘れかけてた記憶って
繋がって出てくるものですね

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記事作成／鈴木勇(サイゴン、わやわや店主)