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モーションブルー横浜、ご来場ありがとうございました!

先日のモーションブルー横浜ライブ、たくさんの皆様のご来場ありがとうございました!
ソールドアウト御礼でした!

セットリストはこんな感じ。

セットリストはほぼほぼ前回の2019年9/6、つまりライブ盤収録日の曲目を踏襲したものにしましたが、
自粛中に新たに書き下ろした"First song"のためのプレリュード、から始まるコロナ禍での創作を経たバージョンでのオープニングとしました。

"海の彼方から、光が滲む。夜の帳が溶けてゆく"

これがインタールードの歌詞です。自粛中家で1人で色んな音楽的な実験をしていたのですが、これは「思いついた言葉を崩さず、そのまま言葉にメロディを載せる」、つまり普段自分の曲の作り方であるメロディ→歌詞、の順番ではなく、歌詞→メロディの順番で作る試みをしてた時の試作。
ほかにも自粛中はクラシックギターのエチュードを作ったり、色々やってました。ま、今も色々やってます。これはまた今度書こう。
インタールードの歌詞はシンプルな言葉だけど、窓から横浜の海の見えるモーションブルーにはぴったりだな、と思い、ライブの冒頭にもってきました。

改めてメンバーを紹介すると、ピアノに林正樹、ウッドベースに小美濃悠太、ドラムに斉藤良
このメンバーで演奏する時のえもいわれぬ安心感を何か言葉にできないか、と頭を捻っていたのですが、思いついたのは「完全無欠絶対安心カルテット」笑
なんというのかな、何が起こっても絶対大丈夫、例えハプニングが起こっても、ゼロからのスタートでも絶対的に形になる確信がある、というんでしょうか。


もしかしたらリハですらやってもやらなくても多分大丈夫。(もちろんやりましたがwむしろやりますw)リハが無いなら無いなりに、リハした時とは違うものが生まれそうで、それはそれで楽しみ、と思ってしまうようなワクワク感があるのです。


というわけで今回のライブでもステージ上でこのワクワク感を抑えられず、打ち合わせとは違うソロオーダー、展開の横溢でしたが(お前のせいじゃ😂)そこからまた音楽が立ち上がってゆくフレッシュさが、今回も出色だったと思います。何より僕自身がメンバーの音楽のファンなので、ステージ上で彼らの音楽を聴くのが楽しみでならないのです。


ライブ盤やこのカルテットを聴いた方によく言われるのは「めっちゃjazzだねえ!」そう。そうなんですよ。曲こそ自分のオリジナル曲ですが、メンバーの卓越した人間性と音楽性によって、音楽がjazzとしてのスピリットを獲得していく、というんでしょうか。
形としてのjazzではなく、精神としてのjazz。jazz以外の全ての音楽は全てjazz足り得る。でもそれは演者のスピリットによる。
でも自分はこのメンバーだからこそ、そのスピリットの中に入ることができる。ソロだと難しいんだけど、それは今後の課題だ。
お客さんにこのカルテットで海外のjazzフェスとか出ればいいのに!というありがたいお言葉を頂戴いたしましたが、ほんと!よんでー!
去年トリオで行った台湾もめちゃくちゃ盛り上がったしなあ。
あと、なんといってもお客さん!良かったなー。なんでしょう、切実に音楽を求めて来てくれている感じが、なんとも感動的でした。盛り上がったし、あたたかった!
いいお客さんに恵まれているなあ、としみじみしましたよ。
自粛期間のフラストレーションを音楽として昇華、共有できた気がします。音楽っていいよなあ、と改めて。
なんにせよバンドのライブは今年はおそらくこれで最後。寂しすぎる!😭という言葉をぐっと堪えて次の機会を待ちます。

またモーションブルーでやりたい!というのはメンバー全員の総意です。次回もよろしくお願いします!


p.sモーションブルーの翌日、もっといえば帰りの電車の中で45歳になりました。
健康に楽しく音楽を続けられていることに感謝です。むしろ奇跡的だわ、こんなん。
ありがとうございました!

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