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私の好きな風景~盛岡天満宮~

今回は身近な私の好きな風景をご紹介します。場所は閑静な住宅街が広がる地域。小学校や高等学校、岩手大学付属小中学校が隣接する文教地区でもあります。

ここ数年は付近にツキノワグマが頻繁に現れて、ニュース番組によく取り上げられました。天満宮は、市街地と山(自然)の境界をなすポイントなんですね。

小山丸ごとひとつが天満宮

天満宮へは、急登りの階段がメインの参道。少し緩やかな登りの迂回ルートもあります。足腰や心肺に不安を感じる人には、本殿近くに駐車場がありますので、誰でも参拝できます。

参道入り口

ここが参道入り口、急な階段が続きます。学生さんがたまにトレーニングに使うのを見たことがあります。急がず休み休み登るのがいいですね。

鳥居をくぐるとあとは平らです

ここまでくれば、階段は残りわずか。鳥居から眺めるとなんとも愛らしい風景が広がります。

登りきったあとの境内はちょうど良い広さ

本殿を目指して直進すると、優しいお顔の狛犬が迎えてくれます。

こちらの狛犬にはファンが多い

狛犬のそばには、薬師如来像のような体を癒してくれるありがたいお像もあります。こちらをなでた手で患部に触れると癒しがもたらされるといいます。

健康を守ってくれる「撫牛」
受験生がたくさんお参りします

狛犬の間を抜け、本殿に参拝を済ませたら、天満宮のもうひとつの魅力を体感するフィールドに下りていきましょう。そこには、本殿のすぐ横からのびる、ちょっと足元に注意が必要な仮設?階段を使って行きます。

4月14日の天満宮北側の広場の春の花
広場の風景。奥には啄木の歌碑が見える

14日は満開の桜でしたが、18日は一本だけ咲いていました。10日頃であれば広場が桜の花に包まれます。

石川啄木の歌碑

広場には、啄木のほかに二人の歌人の歌碑もあります。桜や新緑、紅葉の季節に、ベンチに腰かけて穏やかに過ごしたら、きっと癒されます。啄木も天満宮の風景を愛した方なのでしょうね。

天満宮の二つの顔を堪能したら、参道を下りて帰ります。空気が澄んだ晴天の日には遠くに岩手山を望む、こんな風景が飛び込んできます。

快晴の日の参道からの眺め(2023年12月)

ありがとうございました。



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