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本を書いてみたかったので

40歳になったあたりから、1冊でよいから本を書いてみたかった。

私は自己表現の手段として、「話す」ことは苦手。一方、文章は上手ではないが、書くことは好き。だから、若い頃から、電話ではなく、手紙で伝えることが多かった。

そんな私は高校生までまったく本を読まなかったが、大学時代に好きな作家や先生に出会い人間が変わってしまった。

私に読書の楽しみを教えてくれた先生が、著書のなかにこんなことを記していた。

「だれでも人は人生の学びや体験を1冊の書物に著すことができる」「だれでも自分の生涯を1冊の書物にすることができる」と。

その言葉が心に残った。

40歳を過ぎ、寺子屋のような私塾をつくりたいと考えた時期があった。そのテキストを作ろうとコピーを束ね、素人製本をしたことを思い出す。

大好きな教養書

当時、上智大学の名誉教授をしていた故渡部昇一先生のご著書からの引用が多かったので、先生の許可を得るため先生の研究室に「テキスト」を送りつけたのだった。

いやあ怖いもの知らずとはこのことを言うんでしょうね。

先生は当時80歳位だったと思います。お忙しいなか、なんとお手紙を送ってくださったのです。

そこには、「御志の御成功をお祈りしつつ」とありました。

今でも額にいれて、お写真と共に飾っています。

渡部昇一先生は私のお手本

先生は膨大な数の本を読み、そして、たくさんの本を執筆されました。

私もこの2人の先生をお手本にして、本を読んだり、文章を書くことが好きになりました。

今は便利な時代になりましたね。電子書籍であれば誰でも1冊の本を発刊できるようになりました。

私も夢に向けて、一歩ふみだしてみました。

noteで連載の形で作成した記事は、「有料マガジンにしていこう」と。

販売目的ではなく、夢に向かう途中の一里塚のような意味合いで、年に1冊(有料マガジン)を目標に作成していきたいと考えています。

ですので、連載記事の「無料公開期間」が短いときもあり、ご迷惑をおかけすることもあるかと思います。

お気に留めていただけると幸いです。


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