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農業×気象データ てんとうむしプロジェクト

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野菜の生長に気象条件はどう関わっているのか?半農予備校・菜園起業大学では、オープンデータを活用して初心者の人が農業を始めるのに役立てていこうと思っています。将来的には各地で解析を… もっと読む
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#農業と気象データ

清明、春土用、穀雨を経て、初夏の陽気となる ・・・2021年4月

さいたま地方の2021年3月は、最高気温積算値1980年以来、第2位でした。最低気温積算値は暖か…

「暑さ寒さも彼岸まで」は正しいか?(春の場合) ・・・2021年3月

さいたま地方の2021年3月は、最高気温積算値が469℃で1980年以来、第2位でした。最低気温積算…

2020年4月~10月、ニンジンとキャベツの値動きに共通性

東京23区内のニンジン相場は、2020年3月頃から高騰しはじめ、9月頃から下落に転じました。 …

2019-2020、北海道の春夏の気温はニンジン価格変動の原因だと言えるのか

東京23区内のニンジン相場は、2020年3月頃から高騰しはじめ、9月頃から下落に転じました。 …

2020年9月以降、価格が下落しているニンジン

これまで4回に渡り、この間のニンジン価格上昇の原因を考えてきました。 2020年3月以降、価格…

「待降節(冬至前)寒波」が到来した2020年12月

12月に限りませんが、毎年の同時期の「暖かさ(寒さ)」にはかなりの幅があります。 1980年か…

立冬と小雪の中間で冷え込む日が増える

ハロウィーンが過ぎると、埼玉県南部では、あまり野菜の種まきをしなくなります。 野菜の生育期に気温が上がらず、種まきしてもあまり育たないと予想されるためです。 (赤棒グラフは、立冬と小雪) さいたま地方の1980-2020年までの気象データをみると、立冬(11/7頃)と小雪(11/22)の中間、11/11-15頃から、最高気温が20℃を超える日が少なくなっていることがわかります。 (赤棒グラフは立冬と小雪) 最低気温5℃以下の日は、11/15頃から増えています。 立

「二百二十日」過ぎに低下する気温~2020年9月

暑い暑いと言っていた連日の猛暑日から 長袖やジャケットがほしい日も出てきました。 9月の気…

2020年千葉の春夏ニンジンの生育環境はどうだったのか。

これまで3回に渡り、この間のニンジン価格上昇の原因を考えてきました。 2020年3月以降、価格…

市況情報で見るニンジンの価格変化

これまで、二回に渡り、この間のニンジン価格の変化について考察してきました。 2020年3月以…

産地の栽培暦と産地リレー

前回の記事、2020年3月以降、価格上昇気味のニンジン で、今年の春から東京23区内のニンジ…

2020年3月以降、価格上昇気味のニンジン

これまで、気象データを分析して、野菜の生育と比較してきました。 てんとうむしプロジェクト…

過去40年間最大級の超猛暑がもたらしたもの~2020年8月

暑い8月が終わりました。 連日のように、「超猛暑」、「熱中症」、「厳重警戒」などの言葉が…

長梅雨時の野菜相場の比較が課題に~2020年7月

「今年(2020年)の7月」と言えば、長梅雨 とどなたも思うところでしょう。 実際、7月中に梅雨明けはせず、 8月になっての遅い梅雨明けでした。 さいたま地方の月間の日照時間は、52.8時間で、 1980-2020年の過去41年間で、5番目に少ない記録でした。 1mm以上の雨が降った日は23日で、ほぼ4日に3日は、雨が降っていたようです。 レタスが900円台の値をつけるなどの情報も出ており、 こうした長雨、日照不足で野菜の値段は上がっているようです。 見沼菜園クラブ