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サンサーンス パーセプション

さてサンサーンスの有名な曲 2曲だけ!!


サンサーンスの2曲とは

交響曲第3番 ハ短調 作品78 「 オルガン付き 」 しかも2楽章だけ

動物の謝肉祭



この2曲 ドイツが形式だとすると、破壊してます。



交響曲 が 2楽章だけ でも オルガンがついて いて お得感有

動物の謝肉祭 小編成の 小曲集 親しみやすさ満点



交響曲第3番 ハ短調 作品78 「 オルガン付き 」は親しみやすい曲です。理由としては同じくフランスの作曲家ベルリオーズから続く 循環形式の曲であり、展開はするけど似たような雰囲気のメロディーが多く、聞きやすい事が挙げられるでしょう。チャイコの5番のような、文章で表すテーマはないものの水戸黄門形式の展開が待っており、オルガンが入ってくる部分は圧巻です。


動物の謝肉祭 これは、 宮川彬良のNHK番組「どれみふぁワンダーランド」で知ったのですが、音楽業界に対する皮肉を表した小曲集だったんです。だから曲としては、「白鳥」は美しい曲ですが、全体としてまとまりがないような感じを受けていたのですが、目的が皮肉集だったんです。



2曲だけといいましたが、実はいい曲多く残しております。だからこそ権威のある地位に就くことができたのですが。。。。ドイツとフランスの橋渡し的なそしてドビュッシーと続いていく。。

音楽的には、民族的なモチーフもいれ、特にフランス領であったアルジェリアに通っており、また、形式的に上記2曲に代表されるようなアンチテーゼを掲げたり、演劇といっていいのでしょうか?舞台の音楽のような物をつくったり。。。

それが、嫌みでなく耳に入ってくるメロディーで展開されております。



皮肉屋さん

ですが本人はやな奴だったっぽいです。

やな奴は置いといてというか、優秀音楽的にも学術的にも非常に優秀だったそうです。しかし、体制を批判しつつ体制側になってしまった典型的な人でもあります。ひとえに長生きしてしまったという理由だけだからかもしれませんが。。。

晩年とひとくくりにしますが、シューベルト、モーツァルトの晩年とサンサーンスの晩年の期間は異なりますよね。前者は40歳程度ですが、サンサーンスは86歳まで生きてますので、晩年が5分の1としてもサンサーンスの場合15年もあります。60歳定年を考えたら30年近く生きているわけですから、現役世代をもう一度繰り返すようなものです。

要は、こんな天才が体制を批判し成功したとしても若い世代からは体制側になってしまうという事なんです。


若くして亡くなる経営者がいいとは言いませんが、年老いて迷惑をかける経営者は末代の恥だなと改めて思う次第です。

日産 石原 フジ 日枝 とか。。。。 昔のやり方そのままに労働基準法を無視するその辺の経営者とか。。。。


サンサーンスが皮肉屋さんなので真似してみました。。。。



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