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旅の思い出に持ち帰るもの①ピンズ

昔は旅のお土産はあんまり買わなかった気がする。
ただし例外はあって、ピンズ(ピンバッヂ)には昔から目がない。

これは先日の長崎で買ったもの。

ピンズが増えていくと、自分の体験が増えていくのが視覚的に確かめられるような感じがして、うれしい。だから単にかわいいとかおしゃれなものより、名所のイラストに筆文字の地名がどーん!みたいなべたなピンズのほうが、これは○○に行ったときのものだ、とひと目でわかってよい。あと自分にとって意味のあるイラストなら、どこのものか忘れないのでよし。上の写真でいうと、平和祈念像と軍艦島は言わずもがなだが、一見どこのか不明な猫のものは、長崎に多いという尾曲がり猫をモチーフにしている。それを目当てに旅をしたようなものなので、これはもう全力でオッケー。

基本は自分が行った場所のものをコレクションしているが、わたしがピンズ好きなのを家族も知っているから、近頃はどこかに行くと買ってきてくれる。それも断然ありだ。ささやかな楽しみを家族と共有できてうれしい。

お土産にあんまり興味がなかった理由は、物体を持ち帰るとあとで持て余すからというのも大きかったように思うが、ピンズならひとつひとつは小さくて場所を取らない。今はキャンバスに刺して壁にかけているが、だんだん数が増えてきた。そろそろ新しいキャンバスを追加したほうがよさそうだ。

残念なのは、場所によってはピンズを置いていないところも多いこと。旅先でつい意地になって、かなりの時間ピンズを探し回ってしまうことも少なくないのだが、結局見つからないとがっくり肩を落とす。ピンズがもっと認知度を上げて、どこの旅先でも見つかるようになるといいなあと思う。例えば、土産ものやのマグネットぐらい?

あと、ガチャガチャのピンズの存在もありがたいのだが、これをやるとだいたいほぼ間違いなく、行ってない名所のピンズに当たるのなんでかな。

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