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シーズン16の感想【遊戯王マスターデュエル】

こんばんは。saiと申します。


昨日ね、寝てたら夜中にふと目が覚めちゃって。
怖いなぁ、怖いなぁって思ってカレンダーを見たんですよ。
そしたらね、もう4月30日になってたんですよ…。


今年の1/3が終了したという事実が1番怖いということで、今回はマスターデュエルのシーズン16を完走した感想を雑感形式で書いていきたいと思います。

今シーズン使用したデッキ

今月もいつも通りオルターガイストを使用してダイヤ1に到達しました。
デッキレシピはこんな感じです。

今回ダイヤ1に行けたことは行けたんですけど、構築的にはあまり納得できてないです。
もっと改善するべきポイントがあると思うので、そこも併せて解説していきたいと思います。

シーズン16の感想

はい。では本題に入りたいと思うんですけど、今回のシーズンは今までプレイしてきた中で最もヤバいシーズンでした。
なぜヤバいかって今までの常識が全く通用しない別次元のデッキ、「アラメン」が環境に登場したからです。

筆者はティアラメンツを「アラメン」と呼んでいる。気持ち悪いね。

史上最強のデッキ「ティアラメンツ」の登場によって環境は「ティアラメンツ」か「それ以外」かに分断されました。
下のグラフをご覧ください。

僕は毎シーズン戦績をつけているのですが、上が先月のランクマの分布、下が今月の分布です。
先月はかなり分布がバラけているのがわかりますが、今月は約半分がティアラメンツになっています。
これ、過剰に偏ったデュエル体験じゃないのかよ…。


環境に文句を言ってもしょうがないのですが、文句を言いたくなるくらい今の環境はどいひーです。
並みのデッキはティアラメンツのデッキパワーにやられるし、ティアラメンツのメタにもやられるしで大変だったと思います。

オルターガイストも例に漏れずやられる側のデッキだったのですが、ホントにもうギリのギリギリ崖っぷち1mmくらいのとこで戦えてました。
マジ限界バトル叩きつけてました。

環境への愚痴が済んだところで、次からランクマをやってて思ったことをつらつらと書いていきたいと思います。

ティアラメンツ強すぎ

まず声を大にして言いたいのは、ティアラメンツは強すぎです。
その強さを説明するのは難しいのですが、一言で言えば「アキレス腱が存在しないこと」だと思います。
まあカードだしね。アハハ。



今までの環境デッキというのは勿論めちゃ強かったのですが、それでも明確な弱点や止めどころというものが存在していました。
烙印であれば烙印融合、ふわんだりぃずであればろびーなや謎の地図、スプライトであればギガンティック、天威勇者であればハリファイバー…。
ここら辺のカードに妨害を当てることができれば完全に止めることは出来ずとも、かなり相手の動きを鈍くさせることが出来ました。


ではティアラメンツはどうでしょう。
試しにとても強力な罠カード、「神の通告」を「ティアラメンツ・キトカロス」に使ってみましょう。


…ん?あれ?キトカロスに神の通告を使ったら融合モンスター出てきて相手の手札が増えたんですが?何コレ?

こんな感じでティアラメンツには絶対に止めるべき箇所というものが存在しません。
いや、厳密には存在するのですがそこを止めても他の手段で展開してくるので意味が無いということで、もう意味不明です。


しかし一応ティアラメンツにも弱点らしきものは存在していて、皆さんご存知の通り墓地をメタればティアラメンツは停止します。
ティアラメンツの下級モンスターは墓地で融合する効果を発動するので、「そもそも墓地へ送らせない」だったり、「墓地の効果を発動させない」ことで融合効果を止めることが出来ます。
実際エクソシスターなどは墓地を利用するテーマに滅法強く、僕もティアラメンツを使ってて当たった時はかなり苦しめられました。

…ですが、ティアラメンツはメタに対する回答を積むスペースがデッキにいっぱいあるので、墓地メタへの対策も出来てしまいます。
何だったら融合出来なくてもムキムキ人魚になってぶん殴ってきたり、怪盗キッドばりのイケメンになって抗ってきます。

「アキレス腱が無いので頭を吹き飛ばしたら、頭が無いまま追いかけてきて時間が経ったら頭がまた生えてきた」みたいな話なので、並のデッキじゃそりゃ勝てませんよね🤷‍♂️
ちなみに先ほどのエクソシスター対面は適当にバグースカを立てて時間稼ぎしたら勝てました。
何コレ?


長々とティアラメンツがどれだけ強いかを書いてきましたが、このデッキに関してはもう全ての要素が強いです。
まあ現状これだけ強いテーマにさらに強い新規が来るわけ無いので、これ以上伸びしろが無いのが唯一の救いですかね…。
まだ使ったことない人は是非使ってみることをオススメします。とぶぞ。

オルターガイストの苦手なデッキ

唐突ですがオルターガイストはどんなデッキが苦手だと思いますか?
皆さん考えみてくださいね。
正解は「手数の多いデッキ」と「リソースが減らないデッキ」です。

まずオルターガイストは先行の妨害が少ないので、展開力でゴリ押ししてくる手数の多いデッキが苦手になります。
召喚権以外での展開方法が豊富なデッキ、例えばLLやドライトロンなどですね。

またオルターガイストの戦い方ですが、シルキタスやメリュシークで少しずつ時間をかけて相手のリソースを減らして、最後にへクスティアで蓋をするというすごい陰湿な戦法で戦います。
そのためリソースが除外ゾーンに溜まるふわんだりぃずや、泉がある限りリソースが途切れないルーンなども苦手です。

デッキを長く使ってるとそのデッキが何が得意で何が苦手かというのがわかってきて、面白いですよね。
なんとなくそのデッキが愛おしくもなります。
「あばたもえくぼ」って感じですかね。
アハハ。


あ、ちなみにティアラメンツですが、上の苦手なデッキの両方に該当します。
もう終わりだよこのゲーム。

あんなに強力だったのに…


夕暮れはもう違う色〜♪


今までのシーズンでほぼ100%採用されていた「灰流うらら」と「神の宣告」。
今期マジで弱いです。
だって使っても止まらないんだもん。

まずうららですが、そもそも今期は手札誘発全般がかなり苦しい立場にあると思います。
ティアラメンツ相手に手札誘発1枚持っていたとしても止まるかはかなり微妙で、よしんば止まったとしても次の自分のターンに動いてきます。
しかも最悪なことに三戦の才が流行っているのでその点でも逆風です。

信頼できる誘発は増殖するGとディメンションアトラクターだけで、うららでさえも今期は微妙なカードになってしまいました。
(上の画像ではうららを入れてますが、オルターガイストは増G受けも悪くないのでいっそのこと全部抜いてしまって良かった気がします。)

次に「神の宣告」ですが、もはや使う場面が無いです。
ティアラメンツの通常召喚やティアラメンツ魔法罠に使うと墓地効果を使われてしまいますし、汎用の魔法罠に使うにはライフコストが重すぎます。

まあさすがに使う場面が無いっていうのは言い過ぎですが、今期に限っていえば「魔封じの芳香」の方が使いやすそうです。
神の〇〇シリーズは取り敢えず入れておけば強いカードでしたが、今期は採用する意義は低いのかなと思います。

次元障壁

今期に限って言えばオルターガイストに最優先で入れるべき罠カードだと思います。
単純に融合効果を止められるのが強く、また場のモンスター効果も無効に出来るので後行の捲りにも使えます。
これでルルカロスの効果を無効にして何度助かったか…。

僕はメタカードを採用する時は極力まるいカード(形が丸いカードのこと)を採用するようにしているのですが、このカードはエクソシスターや烙印に対しても刺さるのでかなり使いやすいです。
ふわんだりぃずには全く効きませんが、それを差し引いても強力なカードなので採用を強くオススメします。

またフリチェで打てるので、拮抗勝負に対して取り敢えず使ったりマルチフェイカーの起動要因にもなれるのもいいですね。

マリオネッター、ワンフォーワン

次は初動の話になります。
この2枚は今期少し使いづらいカードだと思っていて、理由は言うまでもなく「ハゥフニス」と「ケルベク」の存在ですね。

メリュシーク初動であればこっちのターンにハゥフニスを貰うことはないのですが、マリオネッターだと思いっきり貰ってしまいます。
同じくンフォーもケルベクを貰ってしまうためちょっと使いにくいです。

筆者はワンフォーワンを「ンフォー」と読んでいる。
オタクが興奮してるみたいで、気持ち悪いね。

またせっかく出したへクスティアをバウンスされてしまうので、プークエリも使いにくいです。
まあケルベクは減ってきてるのでそんなに気にしくなくても大丈夫だと思いますが…。

ウイルス

なんのこっちゃ?って話ですが、環境にメタビートが増えたことでオルターガイストの天敵「インスペクト・ボーダー」に遭遇する機会が増えてきました。

だからその対策として、比較的簡単にだせて2000打点を超えられる「コードブレイカー・ウイルスソードマン」もアリだよね、というだけの話でした。

墓地メタ

イシズギミック、次元の裂け目、ネクロバレー…。
今期は墓地メタが多く、絶対に死者を蘇らせたくないという強い信念を感じます。
原作リスペクトか?

オルターガイストもこの墓地メタの影響を受けるのですが、まーまーきついくらいで意外と大丈夫です。
次元の裂け目などの永続系にはメリュシークやシルキタスで落ち着いて対応すればまあなんとかなります。
イシズギミックが相手の墓地にある時にマテリアリゼーションを使うならデッキに戻して欲しいカードを対象にしましょう。

がんばれシルキタス

おそらくオルターガイストギミックで一番ティアラメンツに有効なカードです。
がんばれシルキタス、お前がNo1だ。

マルチフェイカー

マルチフェイカー3枚になったことで安定感が上昇、泡フェイカーの確率も上がりました。
KONAMIさんに、ありがとう。

オルターガイスト新規

KONAMIさんに、ありがとう。


ティアラメンツに、さようなら。


そして全ての決闘者(デュエリスト)に…



おめでとう。



(劇終)



終わりに

現環境が好きじゃない人は結構いると思いますが、僕はオルターガイストでティアラメンツにどう抗うか考えるのが楽しかったので意外と好きです。
ただ環境が偏りすぎてるのも事実なので、運営さんには是非とも調整を頑張って頂きたいところですが…。
これからもドンドン凶悪なテーマが参戦するみたいなので、いやぁ楽しみですね。(白日)


白日


今回の記事、もっと短くなる予定が書きたいことをドンドン書いてたらめっちゃ長くなってしまいました。
こんなまとまりのない文章を最後まで読んで頂きありがとうございました🙇‍♂️
ご意見やご感想などをコメントして頂けるとすごく嬉しいです。
(ハートも押して貰えるともっと嬉しいです。)

これからもマスターデュエルに関する記事を上げていきますので、よろしくお願いします!
ではまた!

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