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快食 快眠 快便

「快食 快眠 快便」は健康のなせる業だと思ってない? 確かにこの三拍子がそろえば快適だよね。「今日も元気だ 飯がうまい」ってとこかな。
でもね、「快食 快眠 快便」は自分自身で作り上げていくことで、知恵するからだへの最大の応援歌となるんだ。目指すはそこんとこ!

病を得て鹿児島へ行って部屋も借りて(入院ではなく)、3日後から放射線治療が始まるという朝、見事すぎる便が出た。近年まれなる傑作(笑)
「こんなに立派なうんちが出るんだから、身体が悪いはずがない!」確信。判断の根拠は医者の言うエビデンスでもデータでもなく、便だった。

母の介護に追われ、なおざりだった自分の食事を鹿児島へ行ってから毎食しっかりと作って食べた。幸いなことに消化器系の病ではなかったので、時間をかけて作り、時間をかけて食べた。その結果の快便!
「快食 快眠 快便」それこそを第一に心がけて暮らした。医者に話したら「それはそうだけど…」と言葉を濁されてしまったが…

「快食 快眠 快便」を心がけてると、からだはシャカリキにならずに済む。送られてくるものを消化吸収して出せばいい。酸素をからだの隅々の細胞まで送り届け、老廃物を排出すればいい。アタマが生み出す様々な欲望のおかげで、からだは時としてシャカリキにならざるを得ない。その結果、無念にも白旗を上げ、病と付き合うことになる。

体をシャカリキにしない食事ってどんな食事?
判断基準は脳ではなく、便(笑)、腸と言ってもいい。テレビでバナナがいいというと、お店のバナナが売り切れになるという。いいか悪いかは、自分のからだを通して初めてわかるのだ。毎朝すっきりと便が出て、状態もいいこと、それを目指す食事にすることだ。これは4年前のある日の食事。常備食を作っておいて配色と、野菜の種類を考えて、見事な便を目指して(笑)。病を得る前の朝ごはんとは大違い。品数は減ったけど、今もこんな食事がからだを喜ばすし、私の口にも合う。(暑さとコロナで少々手抜き気味!反省)

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亡くなった兄がこれを見て一言、
「お前、すごいな!」
「だって、死にたくないもん!」
今、思えば自分を実験台にしていたような気がする。これを食べたらどうか?こう調理したらどうか?どう工夫したら見事な便がでるか?
15分余りの放射線だけで、入院も、薬も何もない治療生活のメインはそこにあった。そういえば、昔、上司に言われたことがあった。
「君は仕事をスポーツかゲームのようにとらえている」叱責の言葉だった。
確かに、とことんやって、だめならすっと身を引いて、新たなる戦略でと。結局、今も変わってないかもしれない。
ともかく、出来うる限りの「快食 快眠 快便」を目指すこと、知恵するからだを作るもとはここにある。
次回は「快便」特に呼吸と排便反射を具体的に紹介する予定。

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