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快動

快食快眠快便、より以上に快動によって生きながらえてきたといえる。
鹿児島の経過観察で医師が初めのうちは「ヨーガですか?」と懐疑的だったのが、最近は「もっと動かしなさい、固まらないのは動かしてるせいです!」と矛先が変わってきた。人は目の前に結果を示さないうちは信用しないものらしい(笑)

ヨーガ的な体操は簡単なものでもいいから是非やるといい!
からだをストレッチでゆるめるのは心地いいだけでなく、循環を促進する。滞りを改善するわけだ。そしてこころとからだの調和を計るためにも動かすことが必要となる。自律神経などはまさにこの調和がものをいう。そして自分を機械的にパーツで分けるのではなく、丸ごと一体として感じとるためにも動かしたほうがいい。それにはヨーガが一番いいと思っている。私は日々、自分と向き合うため習慣的にやっている。

歩くことも大事にしている。呼吸にリズムをつけて、足腰をリズミカルに動かして、からだ全体に弾みをつける。頑張って一万歩歩くのではなく、楽しんで3千歩、5千歩、歩いている。放射線の後遺症で息がしずらい時、肋骨が痛い時(放射線でひび割れ)体調がすぐれないときは少しでも歩くようにしている。これには禅堂で教わった経行(きんひん)が役立っている。小浜の禅堂まで通ったことが今となってはなつかしい。

こころが枯渇しないことも生きる上では大きい。
昔、おじいちゃん先生から「源泉は枯渇せず」という難しい言葉を習ったが、妙に心に焼き付いている。そう、源泉を枯渇させないようにするのだ。枯渇して干からびた自分になりたくないのはだれしも同じ。そのための快動。足腰が動かないときでも、想像力は働かせられる。思いははばたかせることができる。一生快動で生きていきたいと思う。

《次回はこころ模様「カルナマリーさんのこと」を記す予定。これで「知恵するからだポップ版」は終わり。次に書きたいことがひらめくまでnote休止。読んでくださった方々、ありがとうございました。》

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