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【発芽道場49】波動を軽くするには

神道のことは、聞きかじりで申し訳ないが「アポキパル」という言葉が祝詞の中にある。


これは、「気分が晴れやかになり続ける」という意味だ。

波動が軽いということ。

喜びに満たされていれば、「アポキパル」な状態になれる。

喜びの中でも最上位なのは、「魂の意思で生きること」なのだと思う。


波動が軽くなるイコール次元が高くなるってことなのかな。


しかし、


日常の中で何を喜びに感じられるのか?


小田和正さん「たしかなこと」の歌詞に

♪哀しみは絶えないから 小さな幸せに気づかないんだろ♪


このとおりなのかも知れない。

去年2023年の一年間のことは、思い出したくもないが、


真冬、飼い猫が急にバタンと倒れた。


椅子の上にあがろうとしては、倒れる。猫のトイレの中でもバタンと倒れる。


そのたびに私が悲鳴を上げた。


ヨロヨロとおぼつかない足どりで歩く姿を見て


夜間病院に電話する。

「それは危ない状態です。すぐ来てください」と言われて動揺する。


検査の結果、耳の中に大きなポリープが出来たことで、平衡感覚を失ってしまったということだった。


めまいを改善する為の投薬がはじまる。

猫が簡単に薬をのむわけがない。


毎日猫とにらめっこ。


そして、

特殊な耳の手術をしてくれる獣医さんを探しまわったり、


手術する為に麻酔をかけてCTを撮るついでに、歯の治療をしてもらったり、


甲状腺亢進症の治療もはじまったり、


猫とはいえ、家族なので


あちこちの動物病院を飛び回り


忙しい一年を過ごしたわけだが、


秋に、元気いっぱいだったスタッフの飼い猫のジャックが虹の架け橋を渡り、


年末にはあっけなく


私の飼い猫も主人の元に旅立ってしまった。

2匹とも急だったので、


私たちは、呆気にとられて


一秒一秒悲しみを感じた。


挙げ句の果て、


私もうちのスタッフもコロナに罹ってしまい、クリスマスは寝込んでしまった。


そして、


タイミングを見計らったように、悲しいことがあった。相談したい相手からも音沙汰なく。


そんな時に、気分を晴れやかにすごしたほうがいいよ、と言われても


むずかしい。

だから、生かされている喜びも忘れてしまう時だってあるよね。


辛い時に


実在(高次元の自分)の姿がどうのこうのとか言われても、関係ないよね。


私はそういう時こそ、そばにいてあげたい。

‥‥


時が過ぎて


哀しみが癒えたならば、


日々の小さな幸せに気づいて、それを大きく喜ぶ。


気分を晴れやかに「アポキパル」に生きて欲しい。


やはり、波動は重いより、軽いほうがいい。


そして、


何度も言って申し訳ないが、


魂の意思で生きれば、


間違いなく、波動が軽やかになる。ものすごい勢いで次元が高くなる。


だって、

魂が喜んでいるのだから。


つづく

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