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はとが元満鉄という設定自体が実はアカンのでは?鉄ミュ4の続きレポ。



続き。
一回しか見てないので間違っている部分もある。台詞曖昧。
辛口と愚痴


上越新幹線

マジで美しい体。
私、北海道と九州の為に(二人に弛んだ体を見せたくない)8kg痩せたんですが、だからあの半裸を見て「努力されてんなあ」と思ってた。白いし脂肪が全然ないし。凄い。




こまち


やっぱり長崎公演だったら長崎ちゃんぽんとか食べてたんです?
鉄ミュ2の可愛い熊ソング好きでした。
カニとスルメときりたんぽ(東海道がバラまいた塩で味付けした塩味)を食べてた。



北陸新幹線と信越線


 体を触られた(舞台に限って言えば小児性愛者に服を手をかけられた)元少年の男性被害者が、加害者のペドフィリアに向かって

「まだ僕を許せませんか?」

 と言うのはグロテスクすぎる。
 分断は鉄道会社のせいだし、信越線は単なるレイピストだ。



函館くん


 原作での美青年さを一番再現してると思った。北海道との身長差萌え。
 西新役で見せた身体能力の凄さは健在で、バク転超カッコよかったですね!!相変わらずズルいカッコよさだ。
 ただ……、そもそも函館くんの主張自体が嫌いなんですよ。
 初登場から『北海道新幹線のせいで線路を奪われた』って、青鉄ではこの主張鉄板だけどそもそも廃線も分断も縮小も鉄道会社のせいですからね!?
 弟をイジメていい理由にはならない。
 函館くんの場合、原作だと体が目に見えてミニサイズになってるから余計にキツい。
 家族が自分のせいで身体が変わるほどの変化を起こしているの毎日見せつけられるのは、本当に嫌すぎる。
 しかもそれ、本来は持たなくていい罪悪感ですからね。完全に人間のせいです。
 なのに青鉄の弟達は律儀に罪悪感を抱くし、北陸本線も函館くんもそれで弟をイジるから不快なんですよ。
 姉が弟をイジめるみたいに。
 あと函館くん、北海道新幹線が元戸井線で、戦時中に計画的されていたが結局は完成せず、長い間放置されていた未成線だと知ってたら、あんな態度取れないですよ。
 いや知ってるんだけど(北海道の銀髪に対して『そういえば前はそんな髪の色(元は黒髪)じゃなかったよな』と言ってた)(正直いま!?いま気づき、疑問視したの!?と思った。黒髪から銀髪というデカイ変化を『そういえば』扱い!?)だからこそ、こうやって元戸井線の北海道をイジメる意味がわからない。奪われることなんて前々からずっとわかっていたことじゃないか。北海道で一番の年長者の路線が、一番年若い路線をイジめる。
 だから二人の関係や、互いにしがみつきながら地獄の果まで一緒♡みたいな一蓮托生さは好きだが、そもそもの北海道の『貴方を奪うつもりはなかったんです』の主張がメチャメチャ乗れない(北海道新幹線は死ぬほど大好きなんですけどね)奪われる立場を盾に、日頃からイジめたり慰めたり一緒に死んでやる発言する函館くんは、もっと不可解だ……。
 あと北陸本線も『弟の為に死にたかったよ』発言はしてる(先生ツイッター)ですが、こちらの場合、子供の頃は側におらず、信越線がペドフィリアだと知ってる上で『気をつけるんだよ』とだけ弟に警告(その間に長野はセクハラや体を触られる)。大人になってからは信越線と一緒になって『線路を奪った』『しょうがないことだよ』とイジめてるから本当に嫌。意味がわからん。その上で『弟の為に死にたかった』なんて、毒親すぎて悲鳴を上げる。お前どこまで北陸を苦しませるんだ……。
 『線路を奪った』発言がなかったら、より好きになるんだけどな…函館くん…。
 けど、どーはこ自体で見たらメチャメチャ萌えましたね!!
 金がなさすぎて情緒不安定な北海道を、最悪一緒に死んでやるから!とネガティブ方面から上に持ち上げる年上の貫禄。
 北海道もただぶっ壊れてるだけではなく、時には王子様のように函館くんに手を差し伸べるカッコよさが素敵だった。
 あの上品な衣装が映える。



北海道新幹線


 一番楽曲のレパートリーが多かった気がする(北海道新幹線しか目に入っていない)
 個人曲もだし、建設計画から数十年たっているがまだ札幌延伸まで時間がかかる血を吐くような主張のデス・メタルや、『哀しみ本線 日本海』が十八番の青い森鉄道から習ったんですか?と聞きたくなるような(青い森鉄道は北海道新幹線の開業による機関車の付け替え業務で黒字化。「北海道&東日本パス」繋がりもある)まさかの演歌もメチャメチャ面白かった。
 あと本当に金ないんだね…。コロナで乗車率5%だか0だかの日があったよ…確か…。でも道民からは開業喜ばれているよ…(リアルの声を聞いた)。あのヤケ酒飲む仕草、酒を飲んでる設定なのか、ジュースなのか知りたい。設定資料集では下戸。
 あまりにも赤字ネタが続くから、赤字以外の明るい話題が聞きたいと思ったくらい。
 いや開業ネタが見れただけで幸せだが!でももっとド派手に祝ってくれ!!会場中で花火を打ち上げるくらいド派手に!!!!!!!!あと、あれだけ函館くんを好き好きしておきながら、九州のことを『見本の人生』と激エモな言葉で慕ってるの、どう心と尊敬のバランス取ってんだ君。
 各路線の後ろでキャッキャ(本当にしていた!幻覚じゃなく!!)してる見て、萌えるのと同時に首を捻った。
 まあそこにいてくれるだけで大正解だし、東京でコロナ感染なら失職・村八分という恐怖(新幹線で泣きながら東京に来た)を乗り越え諭吉出した甲斐があったかな。
 開業&出演おめでとう!!



ジュニアと九州の入れ代わりネタ。

 最悪。つばはと姉妹の絆を根本的から覆した。
 ジュニアがやったのは『このお気に入りの鳥と鳥が可愛かったので、番として同じ鳥籠の中にいれてみました!』と同じ。
 しかもそれを入れ替わったつばめの体でやった。
 それは個人の領域の侵害でしょう。
 しかも特急つばめや、国の仕事に直接関わってくる重要事案。
 それを始祖である東海道本線の姿形で上に主張するのではなく、入れ替わった特急つばめの姿でやった。
 国は本物のつばめの言葉だと信じてその案を採用したし、はとからすれば少なからずある『姉に選ばれた』という自負が根本的から崩れる。
 劇中ではつばめはジュニアに感謝してましたが、あれには強い違和感を覚えました。
 入れ替わった体で、上に勝手な主張を通したんですよ?
 それがつばめも同意見だったとしても、それはやはり個人の侵害だし、あのつばめだったらハッキリと自分の言葉で伝えたかったはずだ。
 そもそも青鉄の兄弟関係なんて言ったもん勝ちだし、逆に言えば兄弟であろうとする路線同士の意志しか、兄弟としての証明も繋がりもない。
 なのに『ジュニアが実は姉妹特急成立に関わってました』『しかも入れ替わったつばめの体で、はとを妹にすることを上に主張したからです』は、本当に最悪。
 はとが裸の王様すぎる。
 しかもジュニア、二人が姉妹になってからも、つばめがはとの顎を掴もうが、パワハラしようが、流したメモを突き返す嫌がらせしようが別に助けないですからね。庇いもしない。
 普段、あれほどニーサン!ニーサン!と慕っておきながら。
 可愛がりだけはするが、面倒や面倒事はスルーする。これは愛玩動物の可愛がり方ですよ。駄目なほうの。
 それだけならともかく、『つばはとが姉妹なのは実はジュニアのおかげでした』は不快でしかなかった。急に第三者が入ってくるなよ。日本語ができない兄の世話を、つばめに投げた時点でもうジュニアの役割は終わっている。
 これじゃはとは本当に何も自力で手に入れてない。
 初めての高速鉄道の座は姉のお下がりで、その姉に選ばれたという長年の意識や周りからの認識すら嘘だった。
 それに気づいた上でいま東海道新幹線やってるなら逆にカッコいいが、別に知りませんからね。
 東海道新幹線のオファーは妹のはとにではなく、まず最初に姉の特急つばめに来たこと。
 はとをつばめの姉妹に推薦したのは姉自身の言葉ではなく、入れ替わった弟の言葉だったこと。
 滑稽だ。
 その上で日頃から誇り高き高速鉄道を口にし、姉の九州新幹線を感情的に毛嫌いするんだから、本当に幼稚すぎる。
 ジュニアと入れ替わった九州が、東海道に正体を気づかれず感謝の言葉を伝えたのはエモくて感動したが、ジュニアが姉妹特急成立に介入してたことは不快だ。
 お気に入りとお気に入りをくっつけてみました!可愛い!尊い!!を生身の人間でやるなよ。人の尊厳をなんだと思ってんだ。
 それをいい話としてミュの最後に締めるから、余計に不快感が残った。
 青鉄、上から下のキャラへのパワハラやイジメも酷いが、上の兄(姉)の自己満足も酷い。
 弟の個人の領域が守られてない。
 なんかそれを強く感じた。私は九州新幹線が死ぬほど好きなんですけどね!!
 好きだけど、変な所は批判しないと駄目じゃないですか。
 というか、マジにつばめが初めての高速鉄道のオファー蹴った話いまやらないでいつやるの。
 全体に面白い部分(ジュニアックと信越線自体は評価しない。存在すら価値がない)があったし、見たかったネタが見れた部分もあったけど、『なんでこの話入れねえんだよ』感を強く感じた舞台でした。
 時事ネタとかパシリにされる上官ネタとかどうでもいいよ。東上と秩父も。
 都営さんとちよばん、お嬢サバが面白かった。
 どー9は93億円(北海道新幹線の赤字額)の価値はあったが!!


※配信版を見た後の感想を追記。内容的には被ってる部分が多々あります。