人生初の海外はケニアに父の墓参り〜ケニア探訪記8
ふと気づく。眠っていた。時計を見ると離陸から2時間ほど経っている。
いつ眠ったのか覚えていないけれど目の前のモニターには今機体が日本を抜けて韓国上空にあることを示していた。
たった2時間で日本を抜けるのか。驚くとともにこれからは確実に海外なのだなぁと思った。
それからまたうつらうつらと時間が経ちモニターを見るとヒマラヤのあたりを飛んでいる。
父が60年前東京五輪の聖火リレー陸路踏査隊で、サファリに行きたいと夢を語ったネパールの上空。父は陸路でひたすら日本を目指して走り、私は