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赤松(無塗装)に張り替えたウッドデッキのその後。(2023年10月更新)

2019年5月に投稿した記事が継続的に一定のアクセスをキープしているので、その後の状況を報告しておきます。(冒頭画像は毎回更新してます)


2023年10月(4年と5ヶ月後)

ウッドデッキ(5月に確認したけれど)
そんなに変わっていないので、報告なし。

階段部
3枚(本)の踏み板の緩みが大きいので久しぶりに張り替え。

踏み板の両端のみの劣化の続き

2021年11月に張り替えた際に、鉄製のビスが錆びることで木部の劣化が早まると仮定して、ステンレス製のビスに変更したのだが、鉄とステンレスはイオン化傾向の差異から錆の進行が早まるらしく、直接触れないようにポリカ製のワッシャを使っているが、錆の進行は見られないので、一定の効果はあるのかと推測できる。

左(2023年10月)、右(2021年11月)


2022年5月(3年後)

ウッドデッキ
そんなに変わっていない気がする...

2019年に張り替えた際、鉄製とステンレス製のネジが混ざった状態で施工した。全部ステンレス製にしておけば良かったとは思うw

ステンレス製ネジ・鉄製ネジ

階段部
数枚の踏み板にネジ部の緩みがある気がするが、全体的な印象は特に変わっていない気がする。2021年11月に張り替えた踏み板(6段目)が少しずつ灰がかるように馴染んで来ているのがわかる。


2021年5月(2年後)

ウッドデッキ
1年前(2020年5月)と比べると、そんなに変わっていない。若干暗い印象があるけれど、光量や撮影端末の影響もあるから比較対象として難しいかも...

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階段部
先行して張り替えた一つの踏み板を差し替えた。腐食していたのは鉄製の側桁(がわげた)との接続部になる。側桁に踏み板の受けが少し設けてあって、その上に踏み板を乗せて金属のネジで固定しているんだが、水キレも少し悪いこともあるが、受けが支点になっているので常に荷重が掛かり負担も大きく、ネジが錆びることで踏み板の腐食が進んでいると推測される。ネジを使わずに紐を使って男結びをして固定する方法に変更しようかと一瞬考えたけれど、踏み板にいろいろ造作が増えると事故に繋がるリスクの方があると思ってやめておいた。

ステンレスネジも候補に入れているが、
鉄部と接触させると鉄部の錆の進行に繋がると聞くので非金属系のワッシャを用いて、直接接しない構造を考慮する必要がある。ガルバニック腐食(異種金属接触腐食)だったか? イオン化傾向の大きな金属、電位の小さな金属が急激に腐食してしまう現象が想定される。

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ちなみに、差し替えた踏み板は3年前に先行して施工した材なんだけれど、同じ時期の材でもまだまだ大丈夫っぽいものもある。

■2021年11月(追記)

上から6段目の奥の踏み板(1本)差し替えを行った。症状はこれまでと同じようにネジで固定している踏み板の両端のみの劣化。

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今回は検証もかねて鉄製からステンレス製のネジに変更。さらにイオン化傾向の差異に伴う錆の進行を抑制するためにポリカーボネート製のワッシャを間に挟んでみた。(実際、ネジを取り付ける際にネジ穴の側面とネジが直接触れてしまっている気がしたけど...まぁそれも検証の項目としておく)

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門扉
1年前同様、経年変化が少ないが、少しずつ進んでいる。しかし門扉として可動したり、ヒンジに対しての荷重が常に生じるので、木材の劣化とは別に構造的な劣化の方が早いかと推測している。

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2020年5月(1年後)

ウッドデッキ
いい塩梅に経年変化しグレイッシュになっているわ。

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階段部(一部、2年もの)

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2019年5月に投稿した記事に書き残しているが、上から4段目は先行して、2018年5月ごろに張り替えた木材。その当時、一年間の劣化は早い〜って思っていたけれど、2年目と1年目は印象的にそんなに差異がないことが分かる。

門扉
デッキ部と比較すると、太陽光(紫外線かな)が当たる時間帯が少ないこともあって、経年変化が少ないことがわかる。歪み始めているのは格子の構造が影響している。日曜大工の延長で技術もないので、材料にホゾと呼ばれる凸凹を作って組み合わせる仕口(しくち)なんて細工はしておらず、ビスで固定しただけ♪
(木材が朽ちるのが先か、構造的に破綻するのが先か様子みていこうかと思っているー)

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2019年5月(張り替えた年)



#赤松 #ウッドデッキ #日曜大工 #経年変化

僕のnoteは自分自身の備忘録としての側面が強いですが、もしも誰かの役にたって、そのアクションの一つとしてサポートがあるなら、ただただ感謝です。