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standfmとDabelをうろうろしてます。

数ヶ月ぶりに stand.fm を開いてみた初心者です♪

数ヶ月前、ちょうど緊急事態宣言が全国に発出されて、移動制限に伴って、日常の中に緊張とストレスが高まっていく。その緊張を解き解す手段のひとつに「Dabel(ダベル)」と呼ばれる「対話」を軸にした音声アプリと出会った。他にもPodcast、Voicy、Spotify Radio、Spoon、Anchor ... など音声コンテンツをラジオのようなスタイルで配信するサービスはいろいろあったんだけれど、Dabelはそれらとは完全に違ってハマってしまったのを覚えている。(Dabelももともとはラジオ系だったけど、ローンチ後、数ヶ月後のアップデートでライブ配信が始まったって♪)

そのラジオ系サービスの一つに stand.fmもあると思っており、女性誌のようなUIのためか、かなりいい印象があったんだけれど、Dabelばっかり使っていた。

stand.fmの創業者は女性メディア運用の経験があるのね。stand.fmに女性ユーザーが多い印象があったんだけど、納得♪


第二波の最中、お盆休みを迎え暇を持て余す

緊急事態宣言も明け、ニューノーマルの中、コロナも第二波ということで、僕自身もふたたび、オンラインに何かを求めていたのだろう、数ヶ月ぶりにstand.fmを開いてみた。

アプリは定期的にアップデートを行いカイゼンされていくだろうし、その内容が既存ユーザーの意に沿わないものもあるかも知れないが、アップデートがないサービスは陳腐化する。わずか数ヶ月の間であったけど、Dabelもいろいろアップデートが繰り返されていたし、同じ様にstand.fmもカイゼンされていたのだろうか、以前開いた時には無かったのか「ライブ機能」が加わっていた。

僕がDabelにハマった大きな要素は「ライブ」と「対話」がそのサービスの基本にあることだと思っているので、stand.fmに「ライブ」が加わったことで、このお盆休みの暇を持て余す中、stand.fmを開く機会が増えたと言うわけだ。

stand.fmは相変わらずUIが良い、ウェブマガジンを読んでいる印象と重なるし、ラジオ配信サービスとして設計されていることもあってか、多くのコンテンツがホーム画面に溢れていて、興味のあるコンテンツを探すだけでも楽しい時間を過ごすことができる。ちょっとした設計差だけど、stand.fmは1つのライブ配信を聞いていながらも、同じ時間に行われている他のライブ配信を確認することができ、容易に乗り換えることができる。(その行為をstand.fmユーザーは反復横跳びって言っていた♪)


Dabelでは馴染みのある「効果音」がstand.fmにはない

stand.fmには制限時間がないため延々とライブを続けることができる(危険だ♪w、Dabelは最大2時間)。これはホストに寄るかも知れないけれど、stand.fmではコメントが入ったりする度に、ホストがユーザー名と共にコメント内容を読み上げている配信が目立った。Dabelでは「効果音」があるため、コメントが入ったことや、リスナーが増えたり、減ったりするストリームの状態がログのように全員に伝わっていることもあって、そういう読み上げが必ずしも行われることはないような気がしている。

Dabelの効果音がどのような文脈で生まれたのか確かなことは知らないけれど、Blind(視覚障害)ユーザーが多く、音によるさまざまな知見もあってか、スマホを見ずとも状況がわかるのは目が見えるユーザーの体験としても良い効果をもたらしているようだ。stand.fmでライブを配信してみたんだけれど、コメントは入ってはいたけど効果音もなく淡々と進んでいくのはリアクションが無いような印象に感じてしまって、「音」の存在がこれほどまで大きく影響しているのかと気づいたのはいい経験であった。


気づきのある体験

stand.fmやDabelに限らず、コンテンツ(中身)を意識した方が配信としては成り立ちやすいと思いがちだけど、雑談したいだけというのもあって、そのストリームに入って話を聴いたり、コメントで参加することで気づきのある体験も多いのは、そのアプリの先に実際に人がいるからなんだろう。音声サービスが増えていることはいろいろ納得できる。ただ、同じような使い方はどちらもできるけれど、ラジオコンテンツとしての文脈が強いstand.fmに対して、対話を重ねることで価値とセレンビリティが生まれるDabelは全く異なる媒体だと思う。

そもそも、stand.fmは日本人に特化したサービスであることが影響しているだろう、Dabelと比べると圧倒的に日本人ユーザーが多く、かつAndroidでも利用ができる(Dabelは現時点iOSのみ)という大きなアドバンテージがある。実数は知らないけれど、stand.fmの方が日本人のアクティブユーザーはかなり多い印象だし、時間帯にもよるだろうけど、ライブを初めて数秒で視聴者が入ってくるのはかなり良い体験だった。またライブしようかな?って思ってしまうわぁー♪

まぁ、実際、ラジオを聞くのはstand.fmに限らず他にもたくさんアプリがある中、stand.fmとDabelをうろうろしていますが、対話に軸足を置いているDabelが僕の性に合っております。(今のところね...)


海外にいる人との会話を楽しむ

Dabelのユーザーの多くは英語圏だろうか、イタリア語、スペイン語も聞いたことがある。中東やアフリカのユーザーもおられただろうか。僕が初めて訪れた国がスペイン語圏だったので、英語がまったく伝わらない経験が懐かしいんだけれど、英会話できるのかというとそれも疑わしく単語を使ったコミュニケーションが精一杯といったところ、でも、耳で覚えたり、慣れること、つまり英会話の環境を日常の中に少しでも作っておくことは学びになるかも知れないと思って海外ユーザーのストリームを聴く機会を作ってみる。


stand.fmとDabelの違いまとめ

※間違っていたらご指摘ください。(2020年8月24日更新)

・利用できる端末
stand.fm iOS/Android : Dabel iOSのみ
(どちらもアーカイブ配信はブラウザにて視聴可能)

・日本語のUI
stand.fm 日本語のみ : Dabel 英語のみ
(Dabelは8月末頃に日本語ローカライズのアップデート予定)

・ユーザー名の変更
stand.fm ◯できる : Dabel ◯できる
(Dabelは8月末頃に重複名称の利用ができない仕様のアップデート予定)

・配信時間制限
stand.fm 無制限 : Dabel 最大2時間

・日本人ユーザー
stand.fm > Dabel

・海外ユーザー(特に英語圏)
stand.fm < Dabel

・複数人によるトーク(コラボ)
stand.fm 最大5名 : Dabel 無制限
(どちらもiOSのみ)

・ライブ 視聴者数の可視化
stand.fm ◯有り : Dabel ◯有り
(stand.fmはホストのみができる)

・ライブ コメント数の可視化
stand.fm ◯有り : Dabel ×無し
(これは賑やかし機能だろうかね...)

・効果音
stand.fm ×無し : Dabel ◯有り
(Dabelは視覚障害者による利用が多い、特にアメリカユーザー)

・チャットテキストのコピペ
stand.fm ×できない : Dabel ◯できる

・チャットテキストの固定
stand.fm ◯できる : Dabel ×できない
(今のトピックスを固定できる便利機能)

・チャットの閲覧制限
stand.fm ×無し : Dabel ◯有り
(どちらもライブのみの制限、Dabelは視聴した時点以降のチャットのみ閲覧できる)

・視聴中に他配信のチェック
stand.fm ◯できる : Dabel ×できない
(Dabelは視聴している配信から退出する必要がある)

・投げ銭/いいね!(♡)機能
stand.fm ◯できる : Dabel ×できない

・限定配信
stand.fm ◯できる : Dabel ×できない
(stand.fmはURL限定配信ができる)

・事前収録機能
stand.fm ◯できる : Dabel ×できない
(stand.fmはそもそもラジオ配信としてコンテンツづくりとして様々なオプションが充実している。Dabelはライブ配信に特化したサービス)

・iPhone上での分類カテゴリー
stand.fm エンターテイメント : Dabel ソーシャルネットワーキング
iPhoneのスクリーンタイムをみてみると、Dabelはソーシャルネットワーキングで、stand.fmはエンターテイメントに分類されている。根本的に違うアプリということだな。


追記更新するかも


視覚が制限されることで想像力を再考する

stand.fmにしてもDabelにしても、人間関係が形成されて社会が生まれている。同じような気づきが過去の記事(2020年6月)にあるので補足しておく。

人の肉声はテキストなどのアウトプットよりも人の存在がはっきり現れ、男女の差や、年齢など、これまで作り上げられた社会的な立場なども簡単に超越していた。それ故、声による圧力や、接し方次第では、容易に人を傷つけてしまうこともできるだろうし、実際、使い始めて間もない頃、僕も見知らぬ人の考え方に触れ、その考え方が理解できず、完全に否定してしまったことがあった。今は反省しています...

視覚を使って補うことができない故、普段よりも想像力が必要で、相手を尊重したコミュニケーションが大事なんだと思っている。それは面倒くさいことではなく、自分が試されているんだ。

・・・・・

冒頭イメージはそれぞれのウェブサイトからのスクリーンショット拝借♪


#standfm #dabel

僕のnoteは自分自身の備忘録としての側面が強いですが、もしも誰かの役にたって、そのアクションの一つとしてサポートがあるなら、ただただ感謝です。