超能力

自身にこんな能力があったなんて。


いつも通りの朝が来ると思っていたんだ。
朝起きて、着替えて、玄関を出て。
目の前に、車。
その時だった。
周りから一切の音が消え、風の音ひとつさえしない。見ると車が完全に静止していた。それだけじゃなく。お母さんも包丁を握ったまま止まっている。…時が止まったらやることはひとつだよな?


…その後温泉から出てきた俺は時間を元に戻せなくなり一生を過ごす…訳でもなく、もどれ!と願ったら戻った。そこで俺は女になりたい!と願った。すると体が熱くなったかと思ったら胸が少し膨らんだ。それだけじゃなく、自分の尊厳を失った気がした…見ると、ない!代わりに新たな穴が…この能力はなんでも出来るんだと、この時気づいた。

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