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誰かの喜ぶ顔を思い浮かべながら。

なんでもそうなのだけど、わたしがしている日々のアレコレは、誰かの喜ぶ顔が見たいからやっている、それに尽きます。

仕事も
ごはんを作ることも
掃除や洗濯も
大好きなアイロンがけも
家庭菜園も
ボタン付けも
防災も
ボランティアも
お見舞いも
ゴミを拾うことも
沿道からの観戦応援も
獣害対策も
犬散歩も
ワールドツアー

金継ぎワークショップの冒頭で、参加者の自己紹介を聞く時間がとても好きです(ヘッダーの写真がそれ)。「割れたり欠けたりしたうつわ」を繕ってまで使いたい、その思いが語られます。ふたつとない唯一無二のストーリー。約2時間半のワークショップを終えるころには、うつわに宿っていた思い出の断片も一緒に繕われるのかな。さらに愛着が増したうつわを慈しむシーンを、毎度毎回見させてもらっています。

わたしは、まわりの人が喜ぶ姿を見るのが嬉しくて仕事をしています。「まわりの人」とは、仕事のパートナーやアトリエのお客さん、時には原稿を依頼してくる編集者、そして家族などさまざまですが、今日はみなさんです。みなさんの喜びに満ちた笑顔がわたしのエネルギーになります。

「世界の街角で日本の手しごと自慢をしたい」、ずっとそう思っていました。今日はその夢のひとつ、アメリカ・ポートランド編が叶いました。来てくれてありがとう。またお会いしましょう。

ヘッダー写真に写るポートランドでの金継ぎワークショップを終えた時、こんな話しをしたと自分メモが残っていました。滞在中3回のワークショップを行ない、この日が最終日だったこともあり、I made it! とも♡

誰かのためは自分のため。
人を思い、自分を思う。
人にも植物にも
愛はなにより大事だと
再び動きはじめた人々を見て
愛だよ、愛、と思う夜です。

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