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ときどきのアドラー。

愛があるからいいコミュニケーションが成立するのではなく、むしろいいコミュニケーションがあるところに愛の感情が生まれる、愛の感情はうまくいっている対人関係ではなく結果である、と考えます。
そしてこのコミュニケーションは技術です。愛は学ぶことはできませんが、技術であれば学ぶことができるのです。
適切な仕方が明確にわかるということが、行動の目的を見ていくことの大きなメリットです。目的は過去にではなく未来にあるからです。アドラーは私たちに関心があるのは過去ではなく未来である、といっています。過去を変えることはできませんが、未来なら変えることができますし、目的は人の中にあるので、たとえ過去や外的なことの何一つ変えることができなくてもいいのです。
自分の居場所があると感じられることは、他の何をさしおいても人が基本的に求められることである、と考えられるからです。

※上記すべて「アドラー心理学入門」より引用

夫婦だから、友人だから一緒にいるのではなく、良いコミュニケーションがとれていて居心地がいいから一緒にいる。そういう間柄でありたいな。

【オマケ】
ヘッダーの写真は、今季最後になるであろうサンマの生姜煮。形崩れさせず、味をしみ込ませるためには、蓋をしてしばし放置することがポイント。気にかけつつ、見守りつつ、少し離れる... 、って人間関係にも通ずるね。

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