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私の『自分がない』性格、自分らしさを探す毎日、そばに居てくれる恩師の言葉 

ちょっと長くなりますが気持ちの整理のために書いているような気持ちです
お目通しをよろしくお願いいたします

今、セカイノオワリがテレビに出ている

昔から好きなアーティストでsaoriさんの本を初めて手に取って本の楽しさを知ったなぁと思い出しました

個性があるのに、弱さもある
普通は弱さなんて人に見せたりしないのに
なんでこんなに魅力されるのだろう

終わりがはじまり
弱さを補う関係
いいなぁ、素敵だなぁと…

ふと、自分に置き換える…

私は負けん気は強いのですが、『自分がない』

今まで上手く言葉にできなかった事なので
文章にもできずにきたのだと思います

子供のころから
ありがたい事に道筋を作ってもらってから
習い事をしたりすることが多かったように思います

これやってみたら?向いてるかもよ!と母に言われたら


じゃあ、これでいい


これはあなたには無理よ!
と母に言われたら


じゃあ、やめておこう

自分で最初から決めた事がないから、自分でやりたい事もよく分からない

中学と高校では
部活に入りましたが
上下関係がすごく厳しい部活で休みもなく
先輩の顔色を伺いながら
ビクビクしながら部活をしていました

専門学校では
できる子と比べられて
先生から罵声を浴びせられる事も沢山あり

精神的に、人の顔色を伺い
自分で選択なんてせず、早く1日が、この決められた期間が終わればいいと思っていました

何故かその中に途中で投げ出す、辞めるという選択は私の中にはありませんでした

とにかく、3年、2年我慢すればまた違う世界が私を待ってるんだ!
そう信じて疑わなかったです

私が初めて親の言葉を否定して自分を貫いたのは

専門学校の卒業が近づいて
地元に帰らないと決めた時だったと思います

毎日、毎日
父と母と電話で喧嘩して
縁を切ってもいい!
と父からは言われていました

それくらい大変な時期がありまして…


最近、花展も終えて自分が

何がしたいのか…
私がしたいことってなんなのか…

生け花は先生の名前もあり、自分だけの作品じゃないこともあります

花って自由なはずなのに…

個性が必要なのに、先生の名前もある
好きな事だけできるわけじゃない…

私がしたい事って…なんだろう
自分の中でそれぞれの正解と好きが明確にある先生方の目が気になる…
怖い…


じゃあ、私のこのぼやぁっとした気持ち
正解がある人の道筋に上手くのれなかったら?

分かってないって思われる?

何を生けたいのか分からないのに…

人の顔色を伺う
先生、先輩の顔色を伺って何をいわれるのだろうか…
間違っているのだろうか…

できない人と思われたくない
と怖くなる

ふと、思ったのですが

私は自分がないのなら、ないなりに
花器と、花に任せたらいいのかな…と…


先生から教えていただく1番最初の基本

『花器は土台』

その土台が全体の形を作ってくれる
後はその土台に合う花を決めよう

色を合わせて、主役の花を決めて

その花に会う脇役を決める

今、こんな事は当たり前の事だと
花の仕事を何年もしているのに
と思っています

書いていて、何か恥ずかしい…

ただ、作品や作成の時は
いろんな事を考えて、何が正解なのかな
私はこれが好きだなぁ
とか

頭をシンプルにする事ができなくなってしまうのです

先生から私によく言われる事は

花は道具じゃない

あなたは花をこうしてやろう!
私の言うことを聞いて!と技巧に走っている
花はこの方が私は綺麗なのに…と言っているのに…と

私の気持ちを花に押し付けていて
綺麗に生けられない

1番初めから何かを生み出すというのは難しいですよね

私は自分を表現するのは苦手で
ただ、気持ちを分かってほしい、花が好き
こんなに綺麗でしょ?っていう気持ちの押し付けをしている

花をよく見て、時間がかかってもいいから

失敗が怖いからやらない
もう1度やるのが苦手、かっこ悪いじゃないか

ただ、花屋さんで天才なんていないって
みんな失敗してるって

ただ、自分の好きを穿けばいい
今、こうやって書いていても頭がグチャグチャになっていますが

自分がない

を受け入れてみるという事…
私はコンテストでお手伝いをさせていただいたり、花展を先生と見に行かせていただく事があります

ありがたい事…

どれを見ても本当に綺麗で
カッコイイ作品ばかりで
感動をしています

私もこんな作品を作ってみたい!
みんなが綺麗だね!って感動をするお花を

ただ、100人が100人中
この作品が好きだとは言っていただけないという事…

私は、自分の上司の、先生のお花が好きです
その中の小さな考えがすべて花に出ていて
そこを、審査員や、花を扱っている方に伝わると…

そのためには花を触りつづけるしかないみたいです
先生方ですら
まだまだだとおっしゃっています
最近は悩んだり、上手くできなくて泣く事があり、どうしてできないのだろうか?
と自問自答する毎日でした

文章に書いて、どうしたいのか
これから花を扱う上で何が大事なのか

これからも自問自答する毎日なのです

好きだから悩む、私は個性がないけど
花の作品が全部好きだなぁ
とブレてしまっても
人の視線が気になっても

私は生け花の作品が1番好きは
譲らず
その中で自分らしい作品を作っていけたらいいなと思います

6月のコンテストを頑張るぞ!









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