ヤクーツク留学日記

初めまして。2019年から1年間、ロシアのサハ共和国に留学していました。短い期間ではありましたが、サハ共和国のことが好きになり、もっと多くの日本人に魅力あるサハ共和国(ヤクーティア)について知ってもらいたく、ブログを初めてみました。

ところで、サハ共和国を知っていますか?(以下の地図は、https://mnydrm.com/175.html から引用)

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世界一の面積を誇るロシア連邦の中でも1番広い面積をもつ自治体がこのサハ共和国です。共和国の首都(日本でいう都道府県の県庁所在地)はヤクーツク市です。

 実は、私も最近知ったことですが、ロシア連邦は多民族国家であり、190種類の民族が存在すると言われています。モスクワやサンクト・ペテルブルク、サハリン州が日本では有名ですが、それ以外の地域ではそれぞれの民族が中心となった21の共和国と4つの自治管区が存在しています。(多民族国家としてのロシア①というサイトを参照)

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(HNK高校地理(28)ロシアより引用した図を参照)

 ロシア=金髪美女、白人などの印象を持つことが多いと思いますが、私が訪れたサハ共和国では、サハ人とロシア人が混合していて、サハ人はアジア人の顔をしています。(日本人と見た目が似ていてびっくりしました!)また、少数民族と呼ばれる、エベン人、エベンキ人、ユカギール人、チュクチ人など共和国内にも多くの民族が暮らしています。

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(ヤクーツクで私が撮影した写真。[※悪用や他のサイトでの引用は辞めてください] 上:サハ人の友人との写真、下:伝統衣装を来たエベン人と外国人留学生の写真)

   顔がアジア系で日本人と似ているせいか、どこか安心する印象がありました。というのも、私は5年前にロシアのサハリン州に派遣事業で5日間行ったことがあり、そこでは在韓ロシア人や白人ロシア人がほとんどで、言葉の壁の影響かあまり仲良くなれなかった印象があったからです。

 ですが、遠いシベリアの地サハ共和国では,住んでいる日本人が10人以下と少ないためか、どこに行っても「日本人」というだけで、皆さん興味を持ってくださいます。これは、日本人が少ない土地ならどこでも一緒なのかもしれません(笑)

 ヤクーツクに足を踏み入れて驚いたのが、日本車で溢れていることでした!私たちが日常で使っているトヨタなどの軽自動車・乗用車がそのままある!という印象です。そのため、現地の男性と話すときに必ず日本の車は優秀だ!と語ってくれます。(笑) ちなみに5年前、サハリン州に訪れた時は1970〜80年代の日本車が走っていました。

 今回はここまで。次は、ヤクーツク市内にある国立大学の北東連邦大学についての記事を書きたいと思います。

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