見出し画像

ナーゲルスマン監督が自身のキャリアについて語る

ライプツィヒのナーゲルスマン監督が、スペイン『マルカ』紙のインタビューに応じ、自身のキャリアについて語っている。

ナーゲルスマン監督のコメント

― 28歳という若さでブンデスリーガ史上最年少監督になった経緯は?
「ホッフェンハイムには私を信頼してくれる人たちがいた。自分ならやれると信じていたし、自分を信じてくれる人たちが常に必要なんだ。また、私は比較的早くから成功を収めていた。ホッフェンハイムは良いサッカーをしていたし、成功に飢えていた。私はホッフェンハイムのU-19チームでチャンピオンになっていたし、成功していれば監督キャリアは物事が早く進む。選手たちは非常に若い監督の私の話に耳を傾けようとしてくれたし、それが物事を加速させてくれたんだ」

― ジョゼ モウリーニョからペップ グアルディオラ、ユルゲン クロップまで、多くの監督と比較されてきた。あなたはどの監督に一番似ていると感じている?
「わからないね。トレーニングで何をしているのか、選手に何を言っているのか、どんな戦術を使っているのか......細かく見ていかないと分からない。私は自分のスタイルを確立したと思うし、自分が好きなサッカー、自分がやりたいサッカーができている。そういった監督たちと自分を比較することはないよ。私はU-19のタイトルを 獲得しただけだからだ。目立ったことは何もしていない。私の野望は、スタジアムに来てくれる人たちに楽しんでもらうことだ」

― あなたの最大のスキルは何だと思う?
「試合中の判断力だ。何かを変えたり、細かいことに気付き、試合が我々の望む方向に展開するように迅速に対応する力だ」

― 多くのヨーロッパのビッグクラブとリンクしていたのに、ライプツィヒを選んだ理由は?
「次のステップは論理的なものにしたかったんだ。難しいとはいえ、私はサッカー界で生きていく決断を下し、キャリアプランを立ててきたんだ。私はまだ若いから、すぐにトップ監督になる必要はない。私は自分を成長させる時間が必要だし、ライプツィヒは私と契約するために長い時間をかけてくれた。良い会話ができたし、次のステップとしては素晴らしいように思えたよ。彼らはホッフェンハイムよりも大きな予算を持ったクラブだった。また、自分のアイデアを採用する自由も与えてくれたので、次のステップとしても良かった」

― ドイツに長くいることを考えているのか、それとも海外に出ることに賭けるのか?
「市場は需要と供給に応じて機能する。今のところ、私はライプツィヒとは長期契約を結んでいる。しかし、クラブがどのように発展していくかは分からないし、自分の将来がどこに向かっているのかは誰にもわからない。クラブは新しい仕事を探せと言うかもしれないが、私は自分の契約を最後まで全う準備ができている。サッカーの世界では、将来のプランを立てるのは難しい。常に心を開いていなければならない」

― 自分の年齢がメリットになっていると思う?それともデメリットになっていると思う?
「大きなデメリットは感じていない。最初の頃は、当然ながら偏見もあったが、今はそれがなくなった。メリットは、選手と同じ目線で話せることだ。選手の興味や関心がわかるという意味ではメリットではある。ただ、メリットでもデメリットでもないと思う」


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?