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CL決勝に元シャルケが5人 危機的シャルケの問題点とは?

危機的状況のシャルケは運命の年を迎えている。

シャルケの危機の最大の理由の1つは、昨季のチャンピオンズリーグ決勝戦で明らかになった。

パリサンジェルマン対バイエルンの決勝において、両チームのスタメン22人の中に5人の元シャルケの選手がいた。

パリサンジェルマンにはDFケーラー、MFドラクスラー、FWチュポ モティン、そしてバイエルンにはGKノイアーとMFゴレツカがいた。

つまり、シャルケには今でもスポーツ面で素晴らしい力があるということだ。

しかし、シャルケはこれまで優秀なタレントを何年もキープしておくことができず、何度もビッグクラブに引き抜かれてきた。

エジル(ブレーメン→レアルマドリード→アーセナル)、ヘベデス(ユベントス→ロコモティフモスクワ)、ノイアー(バイエルン)、ドラクスラー(ボルフスブルク→パリサンジェルマン)、マティプ(リバプール)、ザネ(マンチェスターC→バイエルン)、コラシナツ(アーセナル)、ゴレツカ(バイエルン)、ネ(マンチェスターC→バイエルン)、コラシナツ(アーセナル)、ゴレツカ(バイエルン)、マイアー(クリスタルパレス)、ケーラー(パリサンジェルマン)、ニューベル(バイエルン)、マッケニー(ユベントス)

シャルケの最大の特徴は、「クナッペンシュミーデ」という愛称で呼ばれる下部組織にある。

そして、2003年からシャルケU19チームの監督を務めている伝説的指導者がノルベルト エルガート氏だ。

ゴレツカとニューベルを除いて、彼らは皆シャルケの下部組織「クナッペンシュミーデ」の出身であり、エルガートが育てた選手たちだ。

現在シャルケは1億9700万ユーロの負債を抱えており、投資家を探していると言われている。

クラブがさらなる収入を得るためには欧州カップ戦に出場するしかない。
だが、これを達成するためには毎年それに応じた投資をしなければならない。

だが、これは将来へのリスキーな賭けである。

なぜなら、目標が長い期間にわたって達成されない場合、急降下するおそれがあるからだ。

投資家は成功を保証するものではない。

しかし、欧州カップ戦に出場する競争力を維持し、また優秀なタレントをキープできるようにするためには必要なのかもしれない。

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