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ナーゲルスマン監督のインタビュー②

ライプツィヒは13日、CL準々決勝でアトレティコマドリードと対戦する。

アトレティコマドリード戦を前に、ナーゲルスマン監督が語っている。

ナーゲルスマン監督のコメント

― チャンピオンズリーグが再開される前に、他の監督と連絡を取り合っていた?
「今のところない。パンデミックの前に、何人かの監督たちにこの問題にどのように取り組むかについて連絡を取った。オリバー グラスナー(ボルフスブルク)、トーマス トゥヘル(パリサンジェルマン)、ユルゲン クロップ(リバプール)、ハンジ フリック(バイエルン)とね」

― クロップ監督は何かヒントをくれた?リバプールはラウンド16でアトレティコマドリードに敗退している・・・
「いいえ、我々はアトレティコと対戦することをその時は知らなかった(笑)。でも、スペインリーグの関係者の何人かに連絡を取って情報を教えてもらったんだ。基本的にアトレティコはいつも似たようなプレーをしていて、極端に違うことはしないので、きちんと準備をしないといけない。だからこそ、私は自分たちを信頼して彼らを分析しているんだ」

― アトレティコマドリードのエンリケ セレッソ会長は、『誰もがライプツィヒが相手で満足している。良いチケットを手に入れたと思うし、我々は間違いなく準決勝に出ることができる』と語った。
「それがまた我々を駆り立てるんだ。最終的には良い試合をして勝つことに集中する。そして、すべての対戦相手をリスペクトすることだ。誰もが、自分が相手に対してどれだけ敬意を払っているかを自分自身で考えなければならない。またリバプール戦でも圧倒的に優位に立っていたわけではない。試合がどう転んでも、試合後に握手をする」

― ライプツィヒにはないアトレティコマドリードの良さとは?
「アトレティコには非常にうまくプレーし、成長中の優秀な選手たちがいる。彼らは国際的な経験という点では、我々よりもはるかに上を行っている。そして、彼らには偉大なことを成し遂げた選手がたくさんいる」

― あなたが最も注意している選手は?
「私にとって最も印象的な選手はサウールだ。左足で卓越したテクニックを発揮し、若さにもかかわらず非常に優れたリーダーだ。試合を分析してみると、彼は多くのコーチングをし、選手たちにどこに行けばいいかを指示していることがわかる。また、得点力もあるし、常に相手の邪魔をするので嫌な選手だ。彼はアトレティコやトップ選手の特徴を体現していると思う」

― ライプツィヒにとってチャンピオンズリーグでの最大の切り札とは?
「一つは一発勝負であること。アトレティコはアウェイで0-1で負けてもホームで2~3点を奪う力があるから、セカンドレグではもっと苦しい思いをしただろう。ある種の気楽な姿勢もまた我々を助けてくれている。なぜなら、アトレティコは会長自らが優勝を宣言しているからだ。我々は自信を持って前に進みたいと思っている。我々はあまり大きなことを言うつもりはない。この点ではアトレティコはよりプレッシャーを受けている。我々はチャンピオンズリーグではすでにノルマを達成しているので、周囲の期待からは解放されている」

― ジネディーヌ ジダン、ペップ グアルディオラ、トーマス トゥヘル・・・他の監督と比較して自分をどう見ている?
「まだ遠い。ビッグタイトルを獲得しないと監督の頂点には立てないからだ。例えばジネディーヌ ジダンのように、自分のクラブでタイトルを獲得するのは難しいかもしれないけどね。とはいえ、33歳にして、これまでの成果にはかなり満足している。ホッフェンハイムではできなかったチャンピオンズリーグのグループステージ突破を達成できたことにも満足している。そして、私にはまだタイトルを獲得するための時間があり、もしかしたらいつの日か、とても素晴らしい監督と言及される日が来るかもしれない」

― 過去にアトレティコマドリードのディエゴ シメオネを絶賛しているね。なぜ?
「彼はある程度の“クレイジー”さを持っている。何の問題もない、私も持っている。私が彼を尊敬しているのは、彼がすべての試合で“クレイジー”になり、非常に熱いからだ。彼は90分間、試合で声を出し続けている。何年も前からそうで、今、最新の試合を見ていても選手には彼の声が届いているような気がする。選手は怒鳴られても誰も目を背けない。だから彼は何か才能を持っているはずだ。“あの監督は厄介だ”と言われない能力を持っているのだろう。これは並外れている」

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