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ヘンリヒス 「僕はモナコで成熟した」

今夏、モナコからの1年間のレンタルでライプツィヒに加入したベンヤミン ヘンリヒス(23歳)は、「ここに来るためにずっと努力してきたんだ。最終的にうまくいったことを嬉しく思っている。ナーゲルスマン監督は改めて僕を説得する必要はなかった。ライプツィヒが僕にとって最高の次のステップだと以前から確信していたよ」とコメント。

「ライプツィヒは僕がこれまでに経験した中で最もプロフェッショナルな場所だ。良いスタートを切るための条件が揃っている。ライプツィヒは可能性を秘めた若いチームであり、4年間にわたってヨーロッパの舞台でも活躍している。僕はもう一度チャンピオンズリーグでプレーしたいと思っていた。そして、ここのサッカースタイルは僕にとても合っている」と語っている。

ドイツ人の父とガーナ人の母との間に生まれたヘンリヒスは、レヴァークーゼンの下部組織出身。

2015年9月のドルトムント戦で、18歳でブンデスデビューを果たした。

2016年にはフリッツバルターメダルのU-19部門で金賞を受賞し、2018年夏に2000万ユーロでモナコに移籍した。

しかし、ヘンリヒスはモナコでは苦しい時期を過ごすこととなった。

「サッカー的には簡単な時期ではなかった。チームは残留争いに巻き込まれ、僕自身は出場機会が少なくなることもあった。でも、僕は非常に成熟し、精神的にも非常に強くなった。今では上り坂だけでなく、難しい時期もあることを理解している。まだ23歳だけど、多くの経験を積み、サッカーの浮き沈みを知っている。今は上を目指しているよ」

ヘンリヒスはフランス語が堪能で、ライプツィヒでは通訳としても活躍するだろう。
エンクンク、コナテ、ミュキェレ、ウパメカノ、ハイダラと、ライプツィヒには5人のフランス語圏の選手が在籍している。

ヘンリヒスはブンデスリーガに戻って、もう一度チャンピオンズリーグに出場したいと考えていた。

そして、2017年9月の招集以来遠ざかっているドイツ代表への復帰も目指している。

ヘンリヒスは、「3年前から代表に復帰したいと思っていたし、もちろんそれが僕の目標だ。でも、何よりもまず第一にライプツィヒであり、代表チームに集中することはない。ここでは、レバークーゼン時代のように自分の強みをピッチで出せるように努力していきたい」とコメントしている。

ヘンリヒスの個人的な当面の目標は、ゴール前でより危険な存在になることだ。
「僕がそれを目指しているのは間違いない。ライプツィヒでは、サイドバックが攻撃的なプレーをする。それに、僕はまだブンデスリーガではゴールを決めたことがないんだ」


【Source】7月23日、Bild

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