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ジェラルド・セオアネの驚くべき事実

レヴァークーゼンは19日、現在ヤングボーイズを率いるジェラルド・セオアネが来季から新監督に就任することを発表した。

契約は2024年6月30日までの3年間となっている。

スペイン人の両親を持つセオアネは、スペイン移民の息子としてスイスで生まれ、スイスとスペインの二重国籍を持っている。

現役時代のほとんどをスイスのクラブで過ごし、ルツェルンやシオン、アーラウ、グラスホッパーなどでプレー(1998年~2002年はスペインのデポルティーボBに所属したが公式戦の出場はなく、スイスに戻った)。

引退後は、ルツェルン下部組織で指導者キャリアをスタートさせ、ルツェルンのトップチーム監督を経て、2018年夏にアディ・ヒュッターの後任としてヤングボーイズ監督に就任。

就任初年度にリーグ優勝を果たし、2年目の昨季はリーグとカップの国内二冠に導いている。

そして今季も国内リーグを独走で制し、国内リーグ3連覇を達成した。

セオアネ監督は攻撃的サッカーを志向する若き指揮官として高い評価を得ている。

セオアネ新監督について知っておくべき驚きの事実を挙げてみよう。

言語の天才

セオアネは語学に精通しており、6カ国語を流暢に話す(ドイツ語、スペイン語、フランス語、英語、イタリア語、ポルトガル語)。

監督としてのロールモデル

セオアネがロールモデルとしているのは、伝説的監督であるオットマー・ヒッツフェルトだ。
「メディアへの対応を含め、あらゆる面でお手本となる人だ。ただ、単純に彼の真似をしてはいけない。誰もが自分のやり方を見つけなければならないのだ」と、かつて『BLICK』に語っていた。

また、セオアネはスイスの雑誌『Schweizer Illustrierte』の中で、「ユルゲン・クロップのモチベーションの高さと彼の熱意には感銘を受ける。彼はセンセーショナルなスピーチをするだろうね。そして、彼は確かに選手たちととても良い関係を築いている」と語っている。

選手との接し方

セオアネは選手たちとファーストネームで呼び合い、選手たちも彼を「Trainer(ドイツ語で監督の意)」と呼ぶ。ヤングボーイズのフランス語圏の選手は「Coach」と言う。

プライベート

セオアネはプライベートも大切にしている。

3人の子供がおり、最初の結婚で娘(ノエミ)と息子(リアム)を授かり、2020年7月にはパートナーのシャンタルさんが息子(モリス)を出産した。

サッカー狂

2018年1月にルツェルンの監督に就任した際、セオアネは自分のことを「私は24時間サッカーで呼吸している」と表現した。

向上心

セオアネはリーダーシップスキルとコミュニケーションのトレーニングを継続的に受けている。

スイスを代表する監督の一人であるエリッヒ・フォーゲル氏は、「彼がこの知識欲を持ち続ければ、絶対的なトップコーチに成長し、オットマー・ヒッツフェルトの足跡をたどることができると確信している」と語っている。


参照:5月19日、レヴァークーゼン公式、Bild



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