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ヘアプストマイスターの優勝確率は67%

20/21季のブンデスリーガでは、バイエルンが16節終了時で2位ライプツィヒとの勝ち点差を4ポイントとし、前半戦1試合を残してヘアプストマイスター(前半戦王者)に輝いた。

ヘアプストマイスターは、ブンデス前半戦の王者に与えられる非公式のタイトルだ。

ヘアプストマイスターは、ブンデス前半戦の王者に与えられる非公式のタイトルだ。

ブンデス史上最速でヘアプストマイスターに輝いたのは、12/13季のバイエルン(14節終了時)。

ヘアプストマイスターを最も獲得しているのはバイエルンで、今回が24回目。

2位はブレーメンの6回で、メンヘングラートバッハとドルトムントが4回で続く。

バイエルンはヘアプストマイスターに輝いた過去23季のうち、20季でリーグ優勝を果たしている。

バイエルンがヘアプストマイスターに輝きながら最終的にリーグ優勝を逃したのは、11/12季が最後。

メンヘングラートバッハは、ヘアプストマイスターに輝いた過去4季すべてにおいて、最終的にリーグ優勝を達成している。

18/19季のドルトムントは後半戦で失速。ヘアプストマイスターに輝きながら、最終的に優勝を逃したのは、クラブ史上初めてのことだった。

昨季はライプツィヒがクラブ史上初めてヘアプストマイスターに輝いた。バイエルンとドルトムント以外が、ヘアプストマイスターに輝いたのは09/10季のレバークーゼン以来、実に10年ぶりのことだった。
だが、昨季のライプツィヒは後半戦で失速し、最終的にはバイエルンが優勝を果たした。

ブンデスリーガの過去57シーズンで、ヘアプストマイスターがそのまま最終的にリーグ優勝を果たしたケースは38回。

ヘアプストマイスターが優勝する確率は67%となっている。
 
なお、前半戦を2位で折り返したチームが最終的にリーグ優勝を果たしたケースは10度。

つまり、57シーズンのうち48シーズンで、前半戦を首位もしくは2位で終えたクラブが頂点に立っている。その確率は84%だ。

前半戦を3位で終えたチームまでを含めると、この確率は96%となる。
 
4位以下で前半戦を終えたクラブがリーグ優勝にこぎつけた例はわずか2つしかない。

1例目は、前半戦を4位で終えた2006/07季のシュトゥットガルト。

2例目は、長谷部誠も当時在籍し、前半戦を9位で終えた2008/09季のボルフスブルクだ。


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