ぴぴるぴるぴる

あいつをどうやって殺してやろうか。2009年どしゃぶりの夜に、そんな事ばかり考えてた。

つんざくようなギターの音

完全犯罪とかどうでもよくて、金属バット振り抜く夢。悪意だけが真実の春の夜の夢。嗚呼、なんかぜんぶめんどくせえ。あいつになにがわかるってんだ。どうでもいいことばかり気になるから、午前三時にギターを弾いてる。

きのこ帝国 春と修羅

この曲のギターソロは乱暴に美しいメロディが流れる。とても好きな曲で、私が私を保つためによく脳内再生されるのだ。音楽の不思議で夢を叶えた事にしてもらう。そのぐらいしてやっと前に進めることが、あなたにもあるだろう。ないならその方が良い。

自分の身に降りかかるクソな出来事には、この曲をBGMに変身バンク、撲殺天使にデフォルメされた私が対象をぴぴるぴるぴるぴぴるぴ～すれば良いのだけど。

愚痴を聞くのが苦手なのだ。私は。どうにか解決したくなる。でも愚痴というのは、話された人にできることはないのだ。社会との摩擦を嘆いているのに、社会から外れなよとも言えない。あの子は戦っているから辛いのだ。サンドバッグなんかじゃない。それに比べて何と無力なままでいるのだろう私は。

ああなんかぜんぶめんどくせえ

と乱暴な手つきで美しくあるべき生活をおくるのでした。ぎゃーん(魔法の擬音)