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愚かな買い物をした話

 まぁ、こいつを見てくれ。

 そう、sigma DP3 merrillにグリップ、そしてフィルターの付いた状態のこいつだ。規格に合うグリップがあることにも驚くべきなんだけれど、今回買ったのはフィルターの方である。何を買ったのか。

 そう、ブラックミストNo.5である。

映画のワンシーンのように コントラストを弱め、逆光や夜景の光を印象的に

商品パッケージ

手軽にシネマティックな質感が得られ、夜景や逆光を印象的に表現します。

商品裏説明書き

という代物だ。

 なぜfoveon機につけてしまったのだろう私は……。3台持っている内、2台がfoveon機で、α7sⅡも持っているのに。そっちじゃん絶対、付けるなら。暗所に弱くISO感度は400までと言われているfoveonセンサー。わざわざブラックミストでほんのり暗くする?アホなんか?てか見たままを写すのに特化したfoveonに『映画のワンシーン』のようにするフィルターかませるって何事!?

 と、セルフツッコミをしながらフィルターを回し付けていた。なぜ私はこんなことを……。ご丁寧にdp3 quattrroのフィルター径で購入し、ステップアップリングを買い足しDP2 merrillに付けている。

 わたしにカメラを勧めた友人と飲みに行くことになり、ついでに見せたところ大喜びで「斜に構えるのもここまで来ると本物だ。セージの見たままの世界はシネマティックなんだね。有識者が見たら鼻で笑われるんじゃない?」などのお言葉をいただき、ある意味満足したくらいだ。

 とは言え、写真を撮ってみた。ISO感度400、暗い居酒屋でほろ酔いで撮ったものである。


 うーん。わからん。思ったほど光がにじんでる感じもしない。被写体が悪い?それはそう。ステンドグラスのようなものを撮り比べてみた。

 うーん。わからん。思ったほど差が感じられん。やはり完全に逆光というか光源に対してがわかりやすく、コントラストへの補正もそれに合う現像を探さなければならなそうですねぇ……。へぇ……。


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