紅いグラスゴーは高速再配置の夢を見るか
はじめに
どうも、(純血派じゃない)レッドショルダーです。
今回の話題はこちら。
そう、紅いグラスゴー、グラスゴー(カレン機)。またの名をカレンゴー。
(以下長いのでカレンゴーに統一とする)
以前の記事で将来的に何機か必要になるという話をしたが今回はこちらを少し深掘りしてみようと思う。
カレンゴーの大まかな性能
黒の騎士団所属の近接タイプ。
初期コストは2、最終コストは0。
KMFスキルは範囲内の敵1体に1.8(最大)倍の攻撃力で攻撃するナックル。
冒頭のあれである。
赤いからといって通常の3倍で動いたりしないし、乗っている人も仮面をつけたりしていない。では何が強いのか。
コストの軽さである。
カレンゴーの最終コストは0。
つまり、乗せたキャラのコストのみになる。
他の機体に比べステータス面は低いものの、コストが0というのはそれを補って有り余るアドバンテージを秘めている。
ではどんな使い方があるのか?
いくつか例を挙げる。
カレンゴーを使用した戦術例
コストブースト
まずは現状一番メジャーな使い道。
ステージ序盤でコスト回復キャラを利用して使用可能コストを増加させるコストブーストである。
そしてコストブーストといえばこの方、星3オレ…ジェレミア卿を例に出してみよう。
スキル1で配置時にコストが19~25(最大)増加するオレンジ君。
出して引っ込めるを繰り返すだけでコストブーストがはかどる。
本人のコストが初期状態で6なので、19-(6+KMFコスト)=増加コストとなる。
覚醒9まで上げることで本人のコストは2まで減り、コスト増加値は25まで上がるので、25-(2+KMFコスト)=増加コストとなる。
ここで課題になるのがKMFコスト。せっかく最後まで覚醒させたオレンジ君のコストが2だとしても、乗せるKMFによっては余計なコストを持っていかれる。
だが、カレンゴーならコスト2で済むので、出撃コストが最小限で済む。
出来るだけ多くのコストを増やしたい序盤、コスト増加キャラをカレンゴーに乗せるのは非常に有用。
他にも星4カレン(学園で見せる素顔)等でも同様のことが可能。
KMFコストを節約することで効率よくコストを増やすことができるため、カレンゴーは最適なのである。
ゼロパンチ(配置時ダメージ)
お次はこちら。ゼロルルーシュを使った戦法である。
ゼロルルーシュは配置時、範囲内の敵全体にHP40%の割合攻撃をするスキルを持つ。
本人のコストが12の為、本来12+KMFコスト分掛かるわけだが、コスト0のカレンゴーに乗せることで、目の前1マスのみの範囲になるが、12コストで敵HPの40%ダメージを叩き出す。
一度の配置で半分近くのHPを削れるため、ボスクラスの相手にこの戦法は特に効きやすい。ただし、最近は割合ダメージが通らない敵も出てきている。
出撃前に相手の性能を確認できるので、こちらの戦法が使用可能かは要注意。
吹き飛ばしなどの特殊行動
吹き飛ばしや引き寄せ等、相手の位置を強引に移動させるスキルを持つキャラを乗せる場合もカレンゴーは大いに役立つ。
恐らく筆頭はこの方、テニスの王女様ことコーネリア(華麗に 強かに)。
スキル1で配置時、範囲内の敵全体を3マス吹き飛ばし、コストが11~14(最大)増加する。
穴の開いたステージでは沸いてきたボスをコーネリアで強引に落とすことで、戦わずして勝つことが可能。
また、本人のコストが12~5(最大)なので、改造9のカレンゴーに乗せた場合、初期段階で12-(11+0)=1、覚醒9状態では14-(5+0)=9で1~9コストのブーストが可能。
コストを増加させつつ、状況によっては吹き飛ばしも活用できる。
とはいえ、このコーネリアは限定キャラなので、恒常キャラであれば、ミレイ・アッシュフォード(今だけはメランコリー)で吹き飛ばすマス数は異なり、コストも回復はしないものの、似たようなことができる。
後述の配置時効果発動系と似たような立ち位置である。
配置時効果発動系
配置時にスキルを発動する系もコストの低いカレンゴーに乗せることで効率的に運用が可能。例えば以下。
星4ラクシャータ(郷里でのひととき)・・・待機キャラの再配置時間短縮
星3桐原(面従腹背の耆宿)・・・黒の騎士団行動速度上昇
星3シュナイゼル(微笑みの宰相)・・・ブリタニア軍の攻撃力上昇
などなど。
配置時効果を使用したいが、ステージに居座るまでもない…むしろ一度下げて再び配置したいなどのキャラはなるべくコスト圧迫を防ぎたいため、KMFコストの低いカレンゴーは非常に有用な選択肢である。
カレンゴーをすぐに手に入れるべきか
こうして読むと色々な使い道があるということはなんとなく理解できたかと思う。
では、カレンゴーはすぐにでも手に入れるべきなのかという話が出てくる。
個人的な見解としては、「そこまで焦る必要はない」というところだろうか。
上記の戦術のうち、よく使うことになるのはコストブーストだが、初期配布される通常グラスゴー等の低めのコストKMFを使用すると効率は落ちるものの、使用はできる。
他の戦術については必要に応じて…という事も多い。
配置時効果系についても部隊が整ってきて初めて真価を発揮する。
結果として、序盤から他の機体やキャラを押しのけてカレンゴーを取りに行く…ということまではしなくてよいと考える。
ゲームに慣れてきた頃に、運よく日本人カレンを当て、固有コアルミナスを手に入れたときに順次開発をすればよいかと思う。
まとめ
カレンゴーは全KMF中最小コストという他の機体にはない優位性を持つ。
このゲームは運用上いかにコストを節約できるかという命題が付いて回るため、この機体を複数所持ていると世界が広がると請け合いである。
とはいえ、始めたころは覚えることも多く大変なので、まずはゲームに慣れていただき、なんとなくシステムがわかってきた頃に戦略を広げる…くらいの感覚でよいのかもしれない。
まずは身近な世界に目を向けて、出来るところからやっていくのが一番である。
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