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ロスストストーリーイベントを振り返る~ナイトオブラウンズ、その力編その1~

はじめに

2022年イベントを振りかえろう企画第三弾。
今回は2022年8月に開催されたストーリーイベント、「ナイトオブラウンズ、その力」編である。
R2キャラであるナイトオブラウンズ大量投入とフロートユニット実装、強力な配布キャラやガチャなど…色々な意味で物議を醸しだしたこのイベント。
結果的になんとかなったよ!

イベント概要!

【開催日時】2022年8/9(火)~8/24(水)14:59まで

【イベント限定パイロット】
星3 ルキアーノ・ブラッドリー【ナイトオブテン】(殲滅)

【期間限定ピックアップガチャ】
星4 ジノ・ヴァインベルグ【ナイトオブスリー】(突撃)
星4 アーニャ・アールストレイム【ナイトオブシックス】(殲滅)
星4 ビスマルク・ヴァルトシュタイン【ナイトオブワン】(殲滅)
星3 ノネット・エニアグラム【ナイトオブナイン】(殲滅)
星3 ドロテア・エルンスト【ナイトオブフォー】(策略)
星3 モニカ・クルシェフスキー【ナイトオブトゥエルブ】(特殊)

今見てもとんでもねぇピックアップ数だぁ…。

当時の状況

水着イベントもひと段落し、多数のユーザーが待ちわびた紅蓮弐式の実装を経て落ち着きを取り戻しつつあったロススト界。
茹だるような暑さの中でその時は突然やってきた。
今振り返ってみるとこれだけは言える。色々ありすぎた、と。

ストーリーが本編でいうところのナリタ攻防戦直後。
紅蓮がようやくお披露目したあたりである。
オレンジ君がぽひゃったよ、これでサイボーグ確定だ。
などといっていた矢先、久しぶりの公式生放送の中でそれは起きた。
ナイトオブラウンズ実装の報である。

突然のラウンズ強襲。
それは原作を知らない人間ならともかく、知っている方からすると大いに驚く。
それもそのはず。このナイトオブラウンズとはTVシリーズ2期目は反逆のルルーシュR2のキャラ達である。

生放送のゲストがアーニャ役(ラウンズではモニカも兼役)の後藤邑子氏だったため、ユーザーからは、「もしかしてラウンズ来る?」などと半信半疑だったが、まさかのドンピシャ。

時系列を飛び越しての参戦である。
おいおい、こっちはまだ紅蓮と蒼月がロールアウトしたばかりだ。
とんだタイムパラドックスだぜ!HAHAHA!!

冗談ではない!

君たち1年くらい早くない?と当時は思った。

ラウンズ機体登場でインフレ加速?

ナイトオブラウンズはアニメR2のキャラであり、皇帝直属はブリタニア帝国最強の騎士軍団。ちなみにスザクはナイトオブセブン。なんでスザクがラウンズになっているかって?それは本編を見て…もいいが白の騎士、紅の夜叉を見ることをお勧めする。より深く理解できる。
ほれ、そこに電子書籍があるじゃろ。

で、読まなくても聡明な読者諸兄なら察すると思うが、当然作品内の技術も無印の頃より進み、KMFの高性能化が進んでいる。
皆飛ぶしな。作画コスト削減ってやつだよ。地上戦は描くの大変なんだ。

そこで当時懸念されていたのが、「ラウンズ登場により一気にインフレが起きるのでは?」という問題である。

フロートユニットの存在はしばらく前から示唆されていたものの、順当にいけばガウェインとランスロットエアキャバルリーが最初だったはずである。が、それらを飛び越しての実装。
過去のキャラが使いものにならなくなるのでは?という疑念は当然生じた。

追加キャラによるゲームのインフレはよくあることだが、過度なインフレはゲームの早期終了を招く。暫くは「運営が慌てているのでは?」「サービス終了が早まったか」「オールハイルブリタニア!」など、様々な憶測が飛び交った。最後のは憶測でも何でもないな。

終わりの始まりでは?
そう、某ダムス的名前の予言よろしく、ロススト界はまさに世紀末さながらの様相であった。

だが、そうした危機も往々にして何とかなるものである。

蓋を開けてみると、「強力だがコストが重い」という形での実装となり、過去のキャラを置き去りにするような性能にはならなかった。
ラウンズで固めるとそれはそれで強いのだが、如何せんコストが息切れしてしまう。
当時はコストブースト系の選択肢も今ほど潤沢ではなく、大正義ハーフアニバラクシャータや学園服カレンが出てくるのも少し未来の話である。
そのような環境ではラウンズを引いたからといってヨホホイとフル投入することは難しかった。

投入せざるを得ない高難易度的なものもなかったしな。

また、ラウンズが投入されたことにより、「圧倒的な殲滅力で蹂躙する」というある種の原作再現が可能になり、ブリタニアパーティー=殲滅力で圧倒する。という特徴が生まれたような気がする。

また、このイベント以降はたびたび話の時空が飛んだり跳ねたりするようになった。
最初はちょっとやいのやいの言われていたが、前例を作ってしまえばこちらのもの。本来なら時系列的には未来のキャラでも気軽に?参戦が可能になった。
シナリオも、「この時こんなこともあったよ」で片づけられるのは完結した作品ならではの手法なのでよくある話である。

このイベントがあったから中華連邦参戦もそこまで身構えなくて済んだ。
といってもあっちはまだ3人だがな!

結果的にパーティー編成に幅が生まれ、のちの環境に影響は与えたものの、ゲームバランスを崩壊させるような特大のインフレとはならなかった。

めでたしめでたし…?

実はラウンズ機がこうして集合することは原作ではない。
ゲームならではの演出である。


やいのやいのはありつつも…

突然時系列が飛んだりインフレが懸念されたりと色々あったものの、結果的には何とかなっている。

様々な意見はあるのは承知だが、個人的にはキャラゲーであるし、下手に時系列に寄り添ってタイミングを逃すより、こうやってサプライズ的にババッと出してもらった方が、気持ちいい…という考えだったりする。

ネタバレ?15年も経ったのだ。もはやである。
なぜスザクがラウンズに?というかラウンズって何?なんて考えながら本編を見るのもまた乙なものであろう。
というわけでコードギアスは各種サブスクサービスで見れたりするのでぜひ視聴いただきたい。

せっかく出そろったわけなので、このままラウンズがわちゃわちゃしているイベントも観たいような気もする…。

というわけで、ラウンズ慰安旅行イベントを待っています。

次回はキャラとKMF解説をば…。
予定は未定。それでは。

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