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この世の皆の営みはそれぞれが水琴窟のようだ【ハマノユリナ 11/1【日】配信ライブ

スイキンクツと聞いて何かわからない人は、調べてもらえばすぐわかる。
簡単にいうとそれは、土中に水がたまり、そこに新たな水が落ちてくる音の響きが外に洩れるようにつくってある日本庭園のギミックだ。
一見、上からみてもわからないけれど、どうやらその土の下には開けた空間があるらしくて、人口的でありながらとても自然な世界が溢れて、フィルターを「経た」、研がれたまろやかな音が沁み渡ってくる。

きっと世の中には、たくさん水琴窟があるのだろうけど、そことここの水の響きは違うんだろうな。

それは今と明日でも違うし、雨の降っていたさっきと降る前でも、きっと違う。
誰かと一緒に聞く音と、一人で聴く音でも、もちろん違う。
響きは、水琴窟だけでは完成しない。
聴く人それぞれが、どんな受け取り方をするか…要はそういうことだ。

人の暮らしや生き様を一つの洞窟に擬えるなら、一つとして同じ洞の形状もないだろうし、
水が沁みいる事象も、音が伝わるスピードも環境、タイミング、日々の中で有様は変わるのだろうから。

さて、ここにお伝えしよう。
あのハマノユリナ の配信ライブが、
11/1(日)夜あるんだよ。
ハマノユリナ の声、その息遣い、音色は、秋の夜と歩調合わせて優しく染み入る。
時に足元から、時に背中から、優しく包むように、清明な水の音のように。
その音には、聴く人それぞれの洞の中、暗闇の中を反響し、いずれ、その人自身から響いてなお、続く余韻がある。
僕はこう思うわけだ。
できることならば、
地中に流れ込んだ水の音を清明に伝える水琴窟でありたい。
その響きは僕のフィルターを『経て』どこかの誰かにまで届くものであれば、オモシヨイ。

配信ライブの何よりも素晴らしいところは、
各自、自己のタイミングや環境の中にいながら、そこにはシンクロニシティ(同じ時間を過ごしているということ)やシンパシーを生む世界が広がっているというところだ。

是非、あなたの素晴らしい水琴窟の響きが
あなた自身にわかりますように。 
とどきますように。
そして、
ハマノユリナの音世界に触れた
誰かやあなたが、その時間だけでも、
そこに居合わせた誰かとの不思議な繋がりに心を解せますように。
※ちなみに、配信内容は、11/14まで試聴することができます!

是非、チケットを以下から

https://t.livepocket.jp/e/hamanoyurina_live

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