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卒業生ケース なのんさんの場合

すでに何度も月に一度、なのんバーをやっておられる、なのんさんがコメント寄せてくださいました!

なのんさんは、ネイリストをしておられます!

《ネイリストはとことん一人のお客様と向き合う力が必要。【集中】の能力があればいい。

この1対1のコミュニケーションは、私は元々向いているという自覚がある。ネイリストになったばかりの新米のころからご指名をいただけたのは割とそれが得意だったからとも思ってる。

ただ1対多には苦手意識があり。避けれるときは避けてきた。

バーカウンターに入って、お酒のご要望を聴きながら、会話をしていると、
ネイルとはまた違ったライブ感、世界の広がりを感じる。

シングルズに来るお客さんは人と話しに来ている方がほとんど。なのでポツンと誰とも話せてない人を作らないようにするのが大事。でもマスターの身体は1つ。

基本カウンター越しで向かい合っているので、お客様の前に行けば1対1でじっくり聴くこともできる。でも一方で他のお客様にも意識を向けておく必要がある。
時にここっというタイミングで、お客様同士を繋いだり会話に火をつけに行くのもバーテンダーのお仕事。

こちらの会話の種火を点けて。他方の様子を伺いながらも、目の前の人の楽しんでもらえそうなパスを投げては、また、当たり前の仕草の中で様子を伺う。
時には、離れている人同士を繋いだりもする。

わたしはその辺りがまだまだだと感じるからこそ、自分の成長のためにやっているというのもある。

そして難しいのはそれぞれの人との関わり方が浅いだけだとまた来たいバーにはならない。

ここがただの1対多のサービスじゃないなと思うところ。

自分の個性も出しながら、それぞれと深く向き合うときは向き合い、浅くサラっとたのしむときもあり。1対1と1対多の絶妙なバランス感覚が必要。

それができるってすごいことで、バーテンダーの視点をもつことは、どんなサービス業にもいかせるんじゃないかと思う。
逆に言えば、サービス業に限らず、どんな仕事であれ、様々な視野、視点を活かせば、良いバーテンダーになれるかもしれないと思っている。》

バーテン大学8/5月曜日 開講日

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