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二日市駅西口界隈、レトロな食堂

新設なった西口

 筑紫野市にあるJR二日市駅の西側に令和5年12月、待望の西口が新設された。市がJR側に粘り強く働き掛け、実現したとのこと。祖父母が筑紫野市に住んでいたため幼少の頃から国鉄時代から二日市駅を利用する機会は多かったが、不便だなと感じていた。駅西側には「博多の奥座敷」と呼ばれる二日市温泉の温泉街が近接しているし「今頃?」の感は否めない。二日市温泉最盛期であればどれだけ賑わったことか。温泉街が寂れてきた現在では、今後はより住宅街としての発展が見込まれているのでは?住民からは「念願がかなった。筑紫野の新たな玄関口ができた」と喜びが広がっているそうだが、半世紀遅かったねー(笑)。
 基本的にJRは新駅設置、駅施設の新設などは地元自治体が負担しないと動かないようだ。JRとしてのよほどのメリットが無い限り自ら動くことは無い。JR鳥栖駅東口への「虹の橋(跨線橋)」もスタジアム建設に伴い鳥栖市が8~9割負担したと耳にしている。「現在の鳥栖駅利用者数では、東口に新たな改札を設置し、人員を配置するメリットは無い」(JR九州談)らしい。
 簡単な人的ミスが目立つ昨今のJR九州、ホテル、豪華列車の運行も良いけれど本来の鉄道事業をもう少し真剣にやってくれんかな!地元民が乗らない豪華観光列車より地元在来線の充実が必要だと思うがなー。
 で、今日の目的はレトロな街の食堂で昼食をとることでした。前を車で通るたびに気になっていたお店です。

https://maps.app.goo.gl/G6isb19Tkz61gbAW8

裏道を歩いて行きます
JR二日市駅を西側から
ひたすら歩きます
九電さんの横の路地を抜けます
隣は小学校でした
九電横の小道から出ると
本日の目的地
安い、昭和の値段
これで600円
トンカツが2段になってました


建物はかなり古いようです。床は昔ながらの土間って感じで。おじさん二人で切り盛りされているようです。奥の厨房で大将が調理、接客担当のおじさんが一人。まだ慣れていないのか片付け、注文を一件づつこなされてました。奥で大将のご指導の熱い叱咤激励の声が聞こえます(笑)実際は怒鳴っているんでしょうけど。大将のお顔は最後まで見えませんでしたが、帰りの際には大きな声で「ありがとうございました」の声を頂きました。お昼時は外で並ぶ人もいるような人気店です。

前方奥が二日市温泉街

帰りは温泉街方向に周りました。そこにあったのは鳥居。この辺りはこの鳥居にちなんで「鳥居町」だそうです。温泉街の東側にあたります。
 説明板には昭和35年に旅館主10人によって寄進されたとありました。

官公一千年祭とあります
説明板
左側の柱
右側の柱
奥に天拝山が見えます

普段、車で通りすぎる街も歩くと新たな発見がありますね。今度は二日市温泉にユックリ浸ってみたいと思います。

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