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dicemakerでダイスの3Dデータを作る

こんばんは、ハンドメイドダイス大好きサークル骰遊記さいゆうきのサガミハラです。
自分のダイスを作りたいなぁ、好きなフォントで作りたいなぁ、自分独自のロゴ入れたいなぁ、って思ったことはありませんか?ない?ないか。

自分でダイスを作るときって、市販のダイス型を使うか、市販のダイスの型をシリコンで取って、そこにレジンを入れて作ることが多いと思うんですよ。ですよね?
でもマイデザインのマイダイスが欲しい場合は3Dプリンタで原型を作って、これをシリコンに入れて型を取り、型にレジンを入れて硬化して出来上がり、という形になります。

自分も一時期はCADソフトやんなきゃと思いましたが、ことダイスにおいては割と画期的なソフトがあり、全くの3Dデータ素人でも、ダイス原型を作れます。そのため未だにblender使えない人になってしまいました。

こちら、ダイスデータを作る専用ソフト。WindowsとLinuxに対応しています。なんと無料。お世話になっております。

DiceMaker を使用すると、独自の卓上サイコロをデザインできます。最も人気のあるサイコロの形状から選択し、画像をインポートするかカスタム テキストを設定し、好みに合わせてサイコロを微調整し、.stl ファイルとしてエクスポートします。

https://ankhe.itch.io/dicemaker

アメリカのハンドメイドダイスコミュニティーでずいぶん前に紹介されてたと思うのですが、記憶が定かではない。
使い方はクイックスタートガイドを読んでから触ってみるとなんとなくわかるので、深くは解説しないですが

クイックスタートガイドはこちら。
https://ankhee.github.io/dicemaker-webpage/quick_start_guide.html

全部書いてあるから解説のしようがないのですが…
注意点としては

  • .ttfのフォントデータしか読めない

  • ロゴを入れたい場合は割と太めの線で作った方がいい

って感じです。
ダイス作りたい人って私も含めて大きいダイス作りがちなので、市販のダイスのサイズを参考にした方がいいんですけど、市販ダイスのサイズってメーカーそれぞれで決まってないんですよね…私は知らなかったです。

とりあえずどんなことができるかざっくり写真を載せますね。

まず、使いたいフォントを決める。
Face Templatesで表示されているフォントが気に入らなければLoaf Fontから使いたいフォントファイルを指定
しょかきうたげを選んでみました。良ければSave
画面が戻ったらAddをクリック、まず作りたいダイスを選びます
D10を選びました。右にメニューが新しく出ますが、これでそのダイスのパラメータ調整ができます。
ロゴを入れたい数字をクリックして、右に出てくるLoad Imageで画像を指定して、適当にOKを押していくとこんな感じでロゴが入ります。
はみ出て印刷できない場合は赤くなってくれるのでわかりやすい。
右メニュー下の方で位置や大きさが調整できます
印刷できるサイズに収まれば黒くなります。
D10とかだとダイスのサイズ割合も自由に設定できるのでこんな変わった形とかも出せます。
私のD10です、とか言えます(優越感?)
刺さらないよう気を付けましょう。

文字なしダイスとか、逆に全部ロゴ、ある字が1画ずつ増えてくダイスとかが簡単にできます。

そんな感じで、後は適当に保存しておけば後から調整できます。
STLファイルにしたい場合はExportを選択します。
STLファイルをスライサーソフトに入れれば3Dプリンタに投げられます。
3Dプリンタって買うのもいいんですけどプリントデータ作って人に回して作ってもらうのもいいですよね。
自分はデータの出来見ながら微調整したかったので3Dプリンタ買いました。3Dプリンタでの出力についてはまた別のnoteで。

今日はこの辺で。また書きます。

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