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【MJ超えた!?】Midjourey使いが画像生成AI「FLUX.1」を使ってみた。

Midjourney使いがFLUX.1を使ってみた

こんにちは。Sagaです。MidjourneyやStableDiffusionなどの画像生成AIを使って美女画像を生成し、XやInstagramに投稿しています。また、AI作品の展示会や写真集のプロデュースなどを手がけてきました。
MidjourneyはVer.3から使用しており、これまでの生成枚数は7万枚以上です。
以下の記事で普段私がどのような美女画像を生成しているかサンプルをご覧いただけます。

画像生成AI「FLUX.1」登場

さて、XなどをみているとFLUXなる新しい画像生成AIがリリースされたとのニュースが、気になったのは「Midjourneyを超える性能」という使用された方の感想とそのサンプルのクオリティの高さ。
Midjourney使いの私としては試さねば!と思っていたのですが、なんだかローカル環境での構築がめんどくさそうで敬遠しておりました。

ローカル環境を構築してみる

Xなどの他の方の環境を調べていたら、ComfyUIを使って簡単に環境を構築した方が良さげでしたが、普段WebUI A1111を使用している筆者にとってはイマイチComfyUIの使い方を理解していないので、他の方法を探っていたところ、Zuntanさんが公開された「EasyFroge」というものがあるそうで、早速インストールしてみました。
Zuntanさん、ありがとうございます。

EasyForgeのインストールはとっても簡単

インストールはとても簡単でした。GitHubのインストール方法(日本語)にしたがって.batファイルを実行するだけで簡単にインストールできました。
StableDiffusionのローカル環境構築は何かしらエラーが出る印象だったので、拍子抜けするくらい簡単でした。
学習データは11GBぐらいあるので、ダウンロードは少々時間がかかりました。

テスト画像

というわけで、ローカルで実行環境でできたので、1時間ほど使って何枚か生成してみました。

ちなみに私のローカル環境は、RTX3090(24GB)を使用しております。メモリは128GBです。

EasyForgeデフォルトの設定のまま、HirexFixは行わず、とりあえずプロンプトのみでtext to imageで生成してみました。

Midjourneyのプロンプトがそのまま使えた!!

最初はイラストチックな女の子しか出なかったのですが、
「Midjourney超えならそのままプロンプトを使ってやれ」と、わけのわからないことを思いつき、Midjouneyで生成しているプロンプトをそのままコピペして生成してみました。
するとなんと、う・・・動くじゃないか!?
Midjourneyで生成している画像とほぼ同じ画像が生成されました!
それでは、早速サンプル画像をご覧ください。

サンプル1
サンプル2
サンプル3
サンプル4
サンプル5
サンプル6
サンプル7


使ってみた感想

ぱっと見、StableDiffusionとは異なる画像で「おぉっ!」と思いました。
なるほど、Midjourneyいらない。と言われる理由もわかります(笑)しかし、よーくみてみると、肌のディテールなどが"塗っている感"が強いですね。フォトリアルなデジタルペイントのような感じです。

画質に関しては、とりあえずプロンプトのみですので、今後チューニングをしていけばさらに品質は上がりそうです。
使えるかわかりませんが、ROLAやControlNETが使えたりしたら本当にMidjourneyと同等の品質になるかもしれません。

1枚あたりの生成時間は、私の環境で30-40秒程度。Hiresで2倍で生成できましたが、ものすごーく時間がかかりました。(5分以上)
VRAM使用量も19GB程度で安定しており、生成中落ちることはありませんでした。

私の環境ではNegativeプロンプトが入力できませんでした。FLUXはそういう仕様なのか、何か設定をミスっているのか今のところ不明です。今後調査してみようと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は環境構築と簡単なテストで1時間ほど触っただけですが、そのポテンシャルはなかなかすごいな。と思いました。

正直Midjourneyの代わりになるか?といえば、現段階では"No"ですが、今後バージョンアップや設定をチューニングしていけば、代わりになるかもしれません。

私はMidjourneyは大好きですが、その表現の自由さに思うところもあり、ローカルで自由に生成できるAIが新しく誕生したことはとても喜ばしいことです。

最後までご覧いただきありがとうございました。


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